授業チーム、どうしたら忙しくなる?
スオスダイ!カンボジアの国際協力NGO CBBでインターンをしています、やましたです!
タイトルから察しですが、最近の悩みがあります。
それは、授業チームの仕事量についてです。
CBBスクール、一番の目的はカンボジアの子供たちに日本語・英語の教育の機会を提供することです。
生徒と一番繋がることのできる立場である先生。
それを担当するのが授業チームです。
今日は、授業チームの今後のビジョンなどを、たっぷり考えたいと思います。
授業チームは暇なのか
CBBのインターンでは、授業チームと住み込み・イベントチームに分かれて業務を行っています。
今、住み込みスタッフチームは、新しく来た住み込みスタッフの生活のことや、新たな住み込み候補を探すためのアウトリーチに、忙しい様子です。
また、今後の大きなプロジェクトの準備のために朝から夜までずっと業務をしています。
今が本当に大変そうで、忙しそうで。
その一方、授業チームは生徒が4時台まで来ない日があったり、そこまで大きいプロジェクトもしていないので空き時間が多い、という状況にあります。
その2つのチームの状況があまりにも違いすぎて、自分は何を楽しているんだろう、と感じます。
今の授業チームの状況、どうにかしたい!
ほどほどに忙しくなりたい!
と、思います。
今のこの空き時間、暇な時間、どうにかできないでしょうか。
授業チームは、暇なままでいいんでしょうか?
そんな疑問に、自問自答します。
もし、生徒が絶えず来たら
暇な時間というのは、本来なら授業をする時間なのですが、その時間に生徒が来ないために空いてしまう時間のことです。
13:00から18:00まで、授業時間があります。
1日5時間。
日中教えられる先生は3人。
だいたい17:00からの授業は、住み込みチームも先生をやるので、6人になります。
例えば、1人の先生に対し、生徒2人を、1時間教えるとしましょう。
13:00〜16:00までで、全員で生徒が24人来る計算になります。
17:00からは12人の生徒が来る計算になります。
そう考えるとそれを実現させるためには、日本語の生徒だけでも1日40人の生徒を確保することが必要になります。
チュラン!!!!!!!!
そうなれば、忙しくはなりそうです。
CBBがはじめた少人数制の教育支援が可能です。
先生1人につき、1日10人生徒が来たら。
そのくらい充実してたらいいな、と思う日々です。
継続のために、どんなことができる?
生徒を呼び込んで、来てもらうのはうまくいけば、すぐにできます。
ですが、難しいのは継続です。
来てくれた生徒が、その授業で私たちインターン生や、日本語の授業にどのような印象を持つのか。
いわば、一回の授業でどれだけ生徒の心をつかめるかが大事になります。
それを毎日毎日繰り返すと、いつの日か来るのが当たり前!というくらいになるのではないでしょうか?
さて、本題はここからです。
継続継続と、口で言うのでは簡単です。
ですが、来る来ないは結局は生徒次第。
生徒継続のために、授業チームに出来ることはなんでしょうか??
1.授業の中でできるゲームを考える
まずは、楽しく行きたいと思います。
スクールに来る子供たちはゲームが大好き。
小学生の子供たちは、1時間の授業は長く、飽きちゃうこともあります。
その時には、ゲームを取り入れています。
私が今まで考えたゲームはいくつかあります。
例えば
・ひらがなパズル
・ひらがなビンゴ
・ひらがなパズルで言葉づくり
・ひらがなカードで言葉づくり
など、ひらがなを覚えるためのゲームです。
インターン生がわたし1人の頃は、毎回の授業で何をしよう!とたくさん考えたいたのですが、最近はあまり考えれてないので、同じようなことをしています。
ですが、今はインターン生がたくさんいるため知恵の宝庫です。
最近では、他のインターン生がカードを作ってひらがなの神経衰弱を作りました。
それが、先週、住み込みスタッフのダエンくんが来た時から使いはじめましたが、見事にヒット!!!
ダエンくんも、それでひらがなを覚えましたし、その後にも授業で使うと子供達が楽しそうに取り組まれました。
中にはズルをする子もいますが、これでひらがなを覚えてもらえたら問題ないです!
その他にも、もっと楽しい遊びがないかな〜っと、授業チームで考えれたら楽しいだろうな、と思います。
1日30分のミーティングで、そのようなことを議題に話す日があってもいいかもしれません。
2.生徒状況の管理
生徒の状況を把握することは、今の継続を可視化するためにも、今後のインターン生のためにも大事なことだと思っています。
そのために、今週から生徒状況の把握のために
顔写真が入った一覧表を作りました!
七夕まつりを経て、インターン生全員が、生徒の名前を把握できていない状況があるということが分かりました。
その状況を打破するため、七夕まつりで撮りためた写真や、今まで生徒と一緒に撮った写真を使い、表にしたところ
とてもわかりやすいものになりました。
今後も、生徒把握のために顔写真だけでなく、生徒の村や学校なども聞いていけたらいいなと思います。
また、生徒の出席や授業内容も記録できるようにスプレッドシートを使用してまとめることにしました。
そうすれば、誰が何時に来て、誰が教えて、何を勉強したか、一目瞭然です。
少しずつですが、そのようにデータをデジタル化し、インターン生内で共有することで、業務がやりやすくなりました。
いろんな人のアイディアで、授業チームも少しずつですが前に進んでいます。
まとめ
授業チームで、いろんな課題もありますが
やはり一番頑張りたいのが、『継続』です。
簡単そうで、難しい。
だけども、それができたらスクールはもっと活性化するし、生徒の日本語力もぐんぐん上がります。
そのためには、授業チームがどんな対策や授業をするかによります。
正直、今の状況にはまだ満足できません。
もっと変わる必要があると思っています。
自分自身も、スクールでの授業も。
その裁量は、授業チームのリーダーである私が握っているといっても過言ではないです。
この中で一番、スクールでの授業歴は長め。
最初の頃から、いろんな形を試しながら、いろんな生徒に教えてきました。
だけど、やっぱり日々、進化をしていかなければいつかは日本語の勉強も飽きられてしまいます。
どうすれば、続けられるのか。
どうすれば、進化していけるのか。
ずっと、ずっと、考えていきたいです。
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