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探し続けた先は原点だった

スオスダイです。やましたです。

さて、2月に入ってはや何週間。

先月末からアルバイトをはじめて

それが思ったよりも大変で夜はバタンキューで、なかなか書けずにいました。

ホテルの厨房で、料理の盛りつけとお皿洗いをしています。

まかないがとても美味しく、この前さつまいもの天ぷらを食べたら

スクールの近くにいた、揚げバナナのおばちゃんのつくる、揚げたさつまいもの味を思い出し、ひたすらノスタルジックな感情に浸って、いつの間にか4つも食べていました。

カンボジアで5kg太りましたが、多分揚げバナナ達のせいでしょう。

あれは美味しい。

早く食べたいですね。

チャレンジ、しかし高い壁

話は変わり、4月からの生活を着々と始めるために、私も準備を進めている途中です。

気になる求人を見つけたので、それについて伺うために、先日ハローワークに行きました。

2度目のハローワークですが、場所も違ったのでドキドキします。

ハローワーク。

ここにいる時の自分は、何だか自分が自分じゃないようで、とても緊張します。

無職であることに、マイナスなイメージがあるため、自分に自信を持つことができません。

それでも、今回は職員の方が優しく話を聞いてくださりました。

気になっている求人。

それは『日本語教師』でした。

インターン終了から早1ヶ月。

カンボジアに戻ることについていろいろと考えた時に、自分のスキルのなさを実感しました。

そして、自分がカンボジアへ戻る時に何か還元できるものを持ちたい、と思うようになりました。

与えられるもの。

そうなった時に『日本語教師』という選択肢が出てきました。

資格はないけれど、9ヶ月の経験が活かせないかなぁ、と思っていましたが、現実はそう甘くはありません。

日本で、日本語を教えるには

3つのうちどれかをクリアしなければならないのです。

(1)大学または大学院で日本語教育主専攻または副専攻を修了していること
(2)日本語教育能力試験に合格していること
(3)学位を持ち、なおかつ文化庁が受理した420時間以上の日本語教師養成講座を修了していること

私は、そのどれでもないので

残念ながら…………と門前払い

まぁ、そうだよな、っと思いましたが

せっかくなら、日本語教師ってどんな仕事か

日本語学校ってどんなところか

見学に行かせてもらうことにしました。

いつになるか分かりませんが、またそのことをお伝えできたらと思います。

さて、なんでわたし日本語教師なりたいな、と思ったのか。

大きな理由は、やっぱり住み込みスタッフのこと。

住み込みプロジェクトのその先について考えた

住み込みの子らとの最後の授業の時

ある質問をした話は以前もしました。

『日本語を習得したら、何がしたい?』

と。

その時に、みんなの口から出たのは

日本で働きたい!という言葉。

キラキラした目で語る子供たちから出たその言葉を聞いた時に、思いました。

それを、絶対叶えさせてあげたい、と。

だけど、どうやって??

肝心のHowについて、私はまだ何も知らなかったのです。

みんなどうやって、日本に来ているのか。

カンボジア人が日本で働くためにどんなことが必要なのか。

働く場所は、その前に日本語の勉強って必要じゃない?とか。

その時にたどり着いたのが日本語学校。

わたしの理想では

日本語学校で勤務しながら、10月にある日本語教育能力試験の合格を目指す。

そして、日本語教師になり経験を積みながら、同時に日本で働く外国人への多文化支援のあり方を学ぶ。

国内だけでなくて、カンボジアとの繋がりを作り、カンボジアからも生徒を呼び、日本で働くためのルートをつくりたい。

子供達に対しては

住み込みのレベルの高い子達を対象にオンラインで授業をしたりする。

カンボジアに戻った際には、オフラインで週に一回授業。

そして、将来、住み込みの子が日本に行く際には日本語を学べる場所として、学校を紹介し、そのほか仕事の相談や生活の困りごとなどを支援できる人になりたい、と。

まだまだいろいろあるけども

それが、夢。

なんだか、原点に戻った感じがするね。

それがうまく話せたら、何か違う形でも道が広がったらいいな、とは思うけども

やっぱり日本はしっかりしています。

資格は大事。

資格といえば、先日ついにわたし

登録証が届きまして、晴れて

社会福祉士になれました。

福祉の道に行かないの?!!!

といろんな人に言われますが、まだまだ悩み中。

進路の第3希望として、福祉施設も入っているのでどうなるかは分かりませんが、しっかり考え、ベストな道を選べたらと思います。

人生、失敗ばかりでうまく行かないこともありますが

ミスが続いで、バイト先の人から心無いことを言われることもありますが

それで、挫けそうになりますが

カンボジアのみんなが言っていた

『オッパニャハー』を合言葉に

日本での生活を頑張っていきたいです。

日本の冷たい視線や、人の厳しさに負けず、自分が自分らしく生きられるように。


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