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正直に言うと

最近思うこと。

正直に言うと

【日本語教師】としての自分に限界を感じはじめました。

なんと言うのか。

もう教えるのはいいかな、という感じです。

でも、それが業務です。

なんと言うのでしょうか。

何を教えたらいいのか、どう教えたらいいのか、分からないのです。

わたしがネイティブの日本語スピーカーとして、ここにいて教えることに、自信を無くしてしまいました。

最初の頃は、教えるのが楽しかったです。

毎回、何を教えようか、どうやったら毎日来てもらえるのか、楽しく学んでもらうには。

毎日考えて、教材も作って、それがハマった時には嬉しかったし、また新しいのを作ってみよう。

そう考えていました。

でも今は、そうじゃないんです。

教科書があって、生徒はそれをみて、見様見真似で書いて、覚えない。

それをどうにかしたい!と、思うものも

『ムンチャム』(覚えない)

『ムンチェ』(できない)

と言われる。

みんな、何のために勉強してるんだろう。

みんな、何のためにCBBに来てるんだろう。

さっさと勉強を切り上げ、全員でサッカーに行く姿を見ながら、悲しくなります。

分からないんです。

教育支援って、何なのか。

教育支援って、ただ、カンボジアの子供達と遊ぶことでしょうか?

日本語教師って、子どもとサッカーをするだけの存在なのでしょうか?

それは違うんじゃないでしょうか?

まじめに勉強している子は、違う学校に行きます。

そこでは、カンボジア人の先生が日本語を教えています。

そこに通う生徒は、CBBにいる生徒よりも勉強熱心で、日本語の上達が早いです。

『みんなの日本語』というテキストを使っています。

すでに漢字も勉強しています。

少し間違っていたり、そもそも漢字の仕組みを分かっていないところが、少しもどかしいですが。

そこの子たちは、そこで出た宿題で、分からないことを私たちに聞きにCBBに来ます。

教えてて、なぜか、不思議な気持ちになります。

あぁ、わたしもこれくらい教えることができたら。

日本人がクメール語で日本語を教えること。

カンボジア人がクメール語で日本語を教えること。

覚えが早いのはやっぱり後者。

悔しいですけど。

そういうこともあって、【日本語教師】としてな自分の存在意義が最近分からなくなりました。

生徒とのコミュニケーションも、最近よく分かりません。

昔いた生徒が懐かしく思える時があります。

日本語を教えることに燃えていたあの頃は、どこへ行ったのか。

何がここまでさせたのか。

どうやったら、今の自分を立て直すことができるのか。

倒れて、倒れて、自信を失った自分を立て直す方法を探す。

それが課題。

7ヶ月もいて、日本語を教え続けることは大変です。

たくさんの生徒が来るのは嬉しいです。

ですが、それに応えられない自分のスキルのなさ、不甲斐なさや

勉強が第一の目的ではなく、遊びの一環や住み込みスタッフ達に会いに来るためだけに来ているであろう生徒達が来てすぐに帰るのを見る。

それに耐えられない。

この空気を変えたい。

空回りをすると、また叱ってしまい生徒がいなくなる可能性もあります。

それは避けたい。

まずは、私が変わる必要がある。

周りに行動変容を求めるのは、その後。

勉強が楽しい、あやの授業わかりやすい

まずはそれを目指す。

日本語教師として、わたしにできることを見つける。

スクールの質を、インターン生が下げてどうする。

教育支援をしに来た。

遊びに来たのではない。

CBBでインターンをさせていただいている。

CBBの先輩方が作り上げてきたものを壊してどうする。

教育支援は、こどもたちと遊ぶことじゃない。

まだまだ考えなければ。

自分のこと、今後のこと、周りのこと。

後2ヶ月、できるだけのことをやる。

それがわたしの最後の目標。

おわり。

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