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人生は運とタイミング

こんばんは、やましたです。

前回の記事から数日。

術後の傷もだいぶ落ち着きました。

ガーゼ交換の時に、傷口が気になってチラ見をしたら

皮膚が縫われててビビりました。

保育園の時に、口元を切って黒い糸で縫った、という後輩がいて、皮膚って縫えるんだ!!!

と子どもながら学びました。

まさか、20年後に自分がそうなるとは思いませんでした。

やましたは元気です。

ただ、気になるところはすぐ触っちゃうからいけないですね

要注意人物です。

さて、今晩は、帰国してからちょうど半年ということで

帰国してから自分になにがあったか、お話したいと思います。

1月、涙の帰国

今年の一月に、わたしは別れを惜しみながら、大好きなカンボジアと涙涙のお別れしました。

最初インターンをすると決めた時から、帰国をすることは決めていましたし、もうそろそろお金が尽きてきたので、なくなく帰国しました。

今思えば、週末バイトすれば良かった、と後悔してます。

まじで帰りたくなかったです。

プノンペンに住み着いてやろうかと思ってました。

でも無理でした。

借金という足枷は、無職には取り外すことができません。

日本に帰らなければ、とじわじわと受け入れていきました。

そんな金銭面での理由もありましたが

好きなアーティストの地元ライブがあることもあり、コロッと気が変わり、帰国日をすぐに決めました。

この辺りは単純人間です。

この先の事を考えると、この時の自分の選択と運と、ゴスペラーズ様のツアー発表のタイミングが良かったのかしれません。

このころから、じわじわと悟り始めました。

人生は運とタイミングだと。

2月、ちょっと病んだ

1月中は、ニートでした。

最初の頃は、戦場から帰ってきた軍人のように

わっしょいわっしょいされてました。

教会にいっても、友達と集まっても

親族と集まっても、母校に言っても。

人と会うのに、忙しい。

そんな日々。

2月になると、それも収まり、今度は自分のこれからのことに目を向けるようになりました。

将来のこと、これからのこと。

これを考えると共に、自分の心とも戦ってました。

帰りたい気持ち、恋しくてたまらない気持ち。

帰るべき場所はここじゃない、と強い否定。

写真を見ては、泣いて

声を聞いては、さみしくなって。

そして、帰国してから次のステップに進むのが怖かった。

インターンが終わったら、次は就職だ。

逃げてきた就職だ、と。

1年間のブランクは、思ったより長い。

社会人2年目の年齢といえど、社会経験はゼロ。

だんだんと、自分が嫌いになります。

カンボジアにいた頃の自分の方が好きで、戻ったらあの頃みたいに、素の自分が出てくるんじゃないか、と思ってました。

自分はこんなもんじゃなくて、もっとすごい経験をした。

そんなこと思っても、それを知って欲しい人達には一向に伝わらず。

他のアルバイトをしながら、悶々と将来と自分と向き合った1ヶ月でした。

3月、コロナが流行った、けど救われた

3月になると、2月頃から話題になってたコロナが一気に広がりました。

コロナのせいで、もといおかげで、お小遣い稼ぎのためにしてたアルバイトも入れてもらえなくなり、自分にケジメをつけることができました。

じゃあ、これを機に、就職先を探そう、と。

このコロナのご時世

仕事がなくなってく観光業界を目の前で見ていたため、自然とその業界は選択肢から消えました。

次に教育関係。

日本語教師とか言ってたけど、結局何の連絡もなく、学校見学も無かったことにされたので、選択肢から消え去り

残ったのは、アルバイトをしていた施設のこと。

全国の学校も、特別支援学校も休校になったら
放課後デイは、保護者たちの唯一の頼みの綱になります。

そのタイミングで、アルバイトをしていた時にお世話になっていた先生からメッセージが届きます。

お仕事探していたら、いかがですか?と。

まさに、奇跡だよ!!!!

と、私の中の高海千歌が発動されます。

すぐに連絡をかえし、履歴書を持っていざ、1日ボランティアへ。

久しぶりに入った現場の楽しさと、大きくなった子供たちに会えたこと

また自分を受け入れてくれる職員の皆さんがいてくださったこと

全てが救われたような気がします。

そして、その日のうちに、無事にそこに就職をすることが決まりました

顔パスでした。

ちゃんと面談もしました。

その時の、コロナウイルスの影響は凄まじかったですが

その時の自分は、コロナに救われたところもありました。

まさに、運とタイミング。

4月〜7月、葛藤でも半分諦め

4月から仕事が始まってからは

社会人の大変さを知ります。

毎日が忙しい。

考える暇もない。

だけど、ふと、心が緩んだ時に

目に見えてくるのは

カンボジアの子供たちのこと。

すぐにでも行きたい気持ちはありました。

でも、その時にはちょうどカンボジア国内でもコロナ防止のために国内の移動制限や入国制限など、国をあげた政策がありました。

そして、極めつけは、カンボジア国内の全校休校宣言。

当然ながら、CBBスクールも休校

住み込みスタッフ、一旦帰省。

このことを知りながらも、カンボジアに今すぐ行きたい気持ちが止まないやました。

自分が行ったらなんとかなるんじゃないか、って勝手に思ってしまうけど

見えないウイルスには勝てないし

自分が行ったって何もならない。

外国人が差別されたツイートや、入国制限で日本円で30万円ものデポジットを払わなければいけないという情報に

なおさら足がすくみます。

行きたいけど、コロナ

行きたいけど、お金が

行きたいけど、仕事が

と、行きたい気持ちと現実とのギャップに

悩まされました。

仕方がない、と言いながらも

心は落ち着かない。

今は、そんな日々です。

先程までの言葉をお借りすると

やっぱりこれも、運とタイミング。

この時期に日本にいて仕事もきちんとできてるのは、運がいいこと。

カンボジアに滞在したままだったら、帰れなかったかもしれない。

その前に帰れた自分は運とタイミングがよかった、と。

また逆もしかり。

このタイミングで、世界各国でコロナウイルスが蔓延してしまったタイミングと運の悪さ。

また夏に会える、と信じていたものが崩れていく、運の悪さ。

まさに、人生は運とタイミング。

今はどちらかというと、悪い方が目立ちますが

明けない夜と、上がらない雨はない

という、ゴスペラーズ様の虹という曲の歌詞にあるように

いつかは、晴れて虹が見える日がくると思います。

それが、明日か、明後日か、来年か、そのまた先の未来なのか

誰も分かりません。

ただ、自分の運を信じるしかない。

葛藤しながら祈るしかない。

どうか、どうか、と。

人生は運とタイミング

それが、いつになるかわからないけど

自分の望みどおりになる日が

一日でも早くくるように、と

わたしは願っている。

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