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ルビ付きで振り返るみのりん楽曲の作詞:松井洋平さん

次はどんなみのりんnoteにしようかと思っていたところに、

noteにルビ(ふりがな)をふれるようになりました!

という公式からの通知がきたので早速試してみようと思いました。

せっかくなのでみのりんの楽曲に絡めようと思っていたところ、音楽熱想#133で作詞家さんのお話や#139で近日ゲストに作詞家の松井洋平さんとあり、みのりんのブログでも「Re:Contact」作家陣の一人、松井さん作詞の楽曲レコーディングが完了したとありました。

これはもう松井さん作詞の楽曲を振り返らねばということで、改めて松井さん作詞のRe:Contact楽曲が楽しみです。
作曲担当がどなたなのか明かされていませんので、どんな楽曲になるのかも想像が膨らみますね。

※上記『レコーディング』のブログより

その人柄や温かい愛情が、そのまま優しく溶け込んでいる素敵な歌詞で、受け取った瞬間から背中を押されていた私ですが、今日唄っていたら自然と自分の歌声がどんどんパワーを増していくのを感じて、とてもとても感動しました🥲

今回も素敵な楽曲は間違い無しです。楽曲の解禁は勿論、歌詞カードを眺めながらあれこれ想像する日も待ち切れません。

ではさっそく見て行きましょう。(都合により、松井さんが作詞された全てのみのりん楽曲を紹介していませんがお許しを。いつか続きができれば。)

■FOOL THE WORLD

FOOL THE WORLD[初回限定版]_ジャケット

このシングルには表題曲とカップリング2曲が収録されていて、その全ての作詞を松井さんが担当されています。
【M01】FOOL THE WORLD
【M02】Harmonized Chaosはーもないずど けいおす 
【M03】儚くも愛しき世界の中で

さっそくルビ付き機能を試してみました。下書きで確認するだけでも良い感じです(笑)。

さて、改めて歌詞カードを見返してみると、ど素人の私でも気付くことと言えば、”世界”あるいは”WORLD”という言葉が3曲ともこれでもかというくらい使われていますね。私の個人的な感覚として、『FOOL THE WORLD』は激動の世の中で自分だけの世界を目指して生き抜く。この楽曲がTVアニメ「ノブナガ・ザ・フール」のオープニング主題歌でもあるのでそれとリンクするイメージですね。

なので、織田信長といえば”うつけもの”(傾奇者的な意味)という印象があります(ただ、様々な作品でバラエティー豊かな戦国武将として日々活躍されているので最近ではどうなのかはわかりませんが笑)。歌詞に登場する

”繰り返す業に終止符を打つ獣

”打つ獣”と”うつけもの”を結び付けているわけですね。
ただし、それ以上に歌詞を見て思ったことは、

”繰り返すカルマ終止符おわり打つ獣

凄いですね。楽曲を脳内再生しながら歌詞カードを追いかけると当時は驚きの連続でした。いや、今見返してもそうですね。他にも沢山こういった仕掛けがあるので改めて読み返してみても新しい発見があって楽しいですね。


Harmonized Chaosはーもないずどけいおす

FOOL THE WORLD[通常版]_ジャケット

次に『Harmonized Chaosはーもないずど けいおす』は、文字通り混沌の世界。タイトルには他の2曲と違って”世界”とか”World”は入っていませんが混沌によって作られた私たちの世界は混沌へと還ると歌っています。そいて私たちが新しい世界を歌詞を作るでしょうと最後に歌っていますね。
・・・この歌詞を紐解こうとしたら混沌に飲み込まれそうになりました(笑)。ラップのインパクトも強いですが、歌詞も深いです(もちろん音楽も)。

輪廻-LINK-の外れた

冒頭からこの表現です。しかしこの表記は歌詞カード通り。松井さんはアルバム『D-Formation』でも『Dream Wonder Formation』などの作詞をされていたり、途中、歌詞に”目を起動ひらいて””手を接続にぎって”、とあるのでどこか電脳世界のようにも感じられますが、音楽と歌声と歌詞が合わさるとやっぱり電脳世界の混沌とはまた違った混沌の世界をこの楽曲から感じますね。そういった意味ではまさに『NEO FANTASIA』ですね。


■儚くも愛しき世界の中で

FOOL THE WORLD[通常版]_ジャケット

そして『儚くも愛しき世界の中で』も”世界”を冠するタイトルです。しかし、この楽曲のタイトルですが私は歌詞のマジックに惑わされました。タイトルは”儚くも愛しき世界の中で”になっていますが、歌詞中では”美しい世界の中で”とこれでもかとばかりに歌っています。

本当に申し訳ありません。
パッと思い出すときに『儚くも美しき世界の中で』と最初に出てきてしまいます。

ですが同じくらい

ただ・・・ただ儚く、ただ・・・ただ愛しい

と歌っていますので、一切の申し開きはできませんね(笑)。


■TOON→GO→ROUND!

NEO FANTASIA_通常版ジャケット

続いてはアルバム『NEO FANTASIA』に収録されている『TOON→GO→ROUND!』です。メリーゴーラウンドのイメージで乗り込むと大変なことになります(笑)。それはまさにジェットコースターとメリーゴーラウンドが合体した以上にグルグル回る世界を堪能できます。音楽は当然として、歌詞でもそれを体感できます。
みのりんの歌い方も意識してるからだと思いますが、歌詞を見るまで聴きとった単語が思っていた単語と違っていたのに本来の歌詞の意味と大体合ってるように感じることが凄く感動しました(本当に正しいかどうかは別として)。
例として、私が一番最初に感じたある意味一番わかりやすい部分だと思いますが、

RUN AND ROUND!(≒RUN! RUN! RUN!)

駆け回るという感情をこれでもかってくらいに与えてくれますね。ちなみにこれは2番の歌詞の同じ部分で”BANG! BANG! BANG!”とあるので、そちらに引っ張られたことも多少影響しているかもしれません。いずれにしても、この楽曲を聴けば聴くほど、歌詞を読めば読むほど、ぐるんぐるん頭の中でネオファンタジアみのりんの声が駆け巡りますね。


endless voyageエンドレスボヤージュ

NEO FANTASIA_BDジャケット

そして同じくアルバム『NEO FANTASIA』に収録されている『endless voyage エンドレスボヤージュ』です。こちらはルビを付けるほどのことではないのですが、何故付けたかと言うと・・・

歌詞中で出てくる言葉はVOYAGERボイジャーだからです!

このマジックにハマった友人は、お気に入りの楽曲だと言ってくれるのに『endless voyager エンドレスボイジャー』と言ってしまうので、そのたびに私がタイトルはこっちだよと訂正するのがお約束になっています(笑)。

そしてこの楽曲でもルビ機能は大活躍です(笑)。

愛しいこの水の惑星ほしだって
宇宙そらの扉、開き放った

ここら辺はスッと入ってきましたね。

明日(EARTHアース)を繋ぐ希望を求めるADVENTURE

これは最初凄く感動しましたね。歌詞の世界観的にも最高にマッチしていて楽曲共々大好きな表現です。
余談ですが、この宇宙航行の楽曲、サマチャン2019のテーマ「打ち上がる」の時に絶対歌ってくれると思っていたのですが、セトリには入りませんでした(笑)。単純に聴きたいという気持ちもあったので期待もありましたが少しだけ残念でした。いつかまた絶対に聴きたいとこれからもみのりんにリクエストしていきます。

■最後に

まだまだ沢山の作詞:松井洋平さん楽曲がありますが、ここらで一旦終わります。言葉遊びばかり注目しましたが、対となる歌詞、類になる歌詞、あえてこの表現をしている、など実際はもっと果てしなく深いです。
最初の頃に#minoReContactの活性化として作家陣にスポットを当てた特集を希望などと音楽熱想に軽い気持ちでコメントしたかもしれませんが、みのりんの長い音楽活動の歴史に深く関わってきた人達というだけあって、ほんのちょっとやってみようと思っただけでも流石の奥深さです。
過去の楽曲を振り返って改めて新曲に備えるということも、簡単なようで簡単には行かないということを改めて実感しております。と言うよりも、今のみのりんが積み重ねてきた歴史とともに振り返ると、これまた新しい発見が沢山出てきます。凄いことです。

残りの作詞松井さん担当楽曲ももっと気軽に振り返るのも良いですし、他の作家陣のみのりん楽曲に触れてからまたここに戻ってくるのも良いかもしれませんね。どうなるかを見てみましょう。


ということで続きはこの先で。




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