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『境界の彼方10th Anniversaryイベント~不愉快じゃない同窓会&過去篇・未来篇連続上映~』昼夜参加しました

2023年10月8日開催。
新宿ピカデリーにて。

今年は境界の彼方テレビアニメ放送開始から10年ということで10周年の記念イベントが開催されました。みのりんのライブや出演するフェスでは沢山聴くこともあった「境界の彼方」「会いたかった空」も劇場でアニメ映像や物語とともに聴くのは特別な感情を受け取ることができるし、何よりも懐かしい感情と新しい発見と各々が年月を積み重ねながらもあの頃と変わらぬ絆を見せてくれた最高の時間でした。流石に1日に4回映画を観たのも初でしたが。


■「境界の彼方」テレビアニメと劇場版

・テレビアニメ:2013年10月~12月放送

懐かし過ぎて涙が・・・。
2013年はみのりんにとっても大きな変化の年であり、2014年にはデビュー10週年を迎えるという大事な1年でした。その中で「境界の彼方」という作品、楽曲に出会えたのは私にとってもとても心強くありがたいものでした。

みのりん演じる名瀬美月はみのりんとは真逆の性格(というか今までみのりんの演じた役でみのりんそのままというキャラの方が少ないけど笑)で、みのりんが普段使わないような罵詈雑言は演じるのが難しかったということですが、その言葉とは裏腹に確固たる信頼と情がある(シスコン兄貴に対しても同様)キャラクターなのでその「デレ」の部分が上手く見え隠れするみのりんの表現力を見れたのも良かったです。

そしてみのりんと美月と言えば「何がスッコスッコよ!」ですね。
これはテレビアニメで臭い妖夢と戦い、そして敗れて臭いが落ちなくてシャワー室でボディソープと空になるまで格闘している際の美月の発言です。この放送回はあの「約束の絆」もあって普段の世界戦とはまた違った特別なインパクトがありました。だからこそある意味でネタになっていますが、みのりんもお気に入り(?)かのようにこれまで積極的にスッコスッコネタを披露してくれました。

・『「劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE-』「過去篇」:2015年3月14日上映

・『「劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE-』「未来篇」:2015年4月25日上映

美月のお気に入りシーンは色々ありますが、やはり劇場版の終盤で黒未来に秋人がやられるシーンの美月の表情です。黒未来の攻撃から秋人を防御壁で庇いましたが秋人が未来が身に付けていた指輪に活路を見出し、美月に防御壁を解いてくれと懇願します。美月はその言葉を信じて防御壁を解くのですが・・・次の瞬間には残酷な光景が待っていました(秋人はそれも覚悟の上での行動だったのですが)。その光景を目の当たりにした美月の表情(感情)の変化を表したあのシーンが本当に印象的でした。叫び声はあったのでしょうけどあえて声を入れずに映像と効果音だけで美月の絶望感を表現する見事なシーンでした。

■「境界の彼方」音楽関連

・テレビアニメオープニング「境界の彼方」

何気にランティス公式にPVが公開されていない楽曲なんですよね。カラオケ映像とかCD特典、DVDのPV集で観ることができます。上に貼ってあるのはライブ映像の「境界の彼方」公式フルバージョンです。この円盤、というかこの15周年記念ライブも最熱なのでフルチェックであります。
また、個人的に特にお気に入りのライブでの「境界の彼方」歌唱は2013年のクリパです。いやまてよ、2019年SPIRALツアーも最高なんだ。だがちょっとまて、2014年SANCTUARYも外せないしあれもこれも・・・つまりもう全部!

発売記念イベントは東京と大阪で開催されました。
勿論両方参加しましたよ(笑)。東京の時は整理番号が奇跡の2番だったのが忘れられません。(一緒に参加した友人とは事前に後ろの方で一緒に観ようかと約束してましたが・・・独り最前線へ特攻しました。致し方なし)。
大阪の時は2階席から眺めていました。

10年前の写真

・テレビアニメエンディング「Daisy」

こちらも凄い良い曲です。まさにオープニングが異世界や非日常を駆け抜けるような疾走感ならこのエンディングは日常に生きる今とそれまでの過去やその先の未来を歩んでいる感覚になります。

・劇場版主題歌「会いたかった空」

発売日当日の0時にMV解禁になりました。その代わりリリイベが無かった?
まあでも発売日の週末に劇場版公開で上映イベントで忙しくなるので。
この楽曲は秋人と未来のラブソング。といっても本当に集大成の物語あっての感動と沢山の想いが積み重なりようやくたどり着いた瞬間と始まりを感じさせてくれる爽やかで壮大なラブソングです。歌詞中にあるように本当に「ずっと待っていた景色」を実感できた時の心からの喜びは何度味わっても素晴らしく感じられます。
みのりんもこの曲を聴いたら暖かい気持ちに包まれるとのことです。

・キャラクターソングとサウンドトラック

キャラソンは他にもありますが、とりあえずみのりんのキャラソン歌唱でも歌われた美月のキャラソンはレアです。そして「約束の絆」はサントラに収録されています。ダンス付きで披露されたのは後述のスペシャルイベントのみで、オリジナルメンバー以外ならみのりんのキャラソンライブ、京アニフェスのコラボカバーなどがあります。
またサントラには「約束の絆」の他、「境界の彼方(TV size)」、「Judgmentじゃ!」(※短編アニメの挿入歌で歌唱メンバーの一人として参加)でもみのりんの歌唱が収録されています。

■「境界の彼方」スペシャルイベント

・境界の彼方スペシャルイベント 虚ろな宴in中野サンプラザ

2014年3月23日開催。
中野サンプラザにて。

イベントパンフレット

争奪戦のイベントチケットを何とかゲットし参加しました。
オープニングはまさに「境界の彼方」歌唱から始まり、トークイベントやコーナー、「約束の絆」や「Judgmentじゃ!」のダンス付きという最高過ぎるイベントでした。ダンスレッスンが非常に過酷だったとブログで語っています。(この時は直前直後にアニメフェスのライブ出演が連なっていたので余計に。というか前日にアニメジャパン2014で2つのステージをこなしてからのこのイベント)。

・10周年記念イベント

2023年10月2日でテレビアニメ放送10年ということで今年は10周年イヤーです。11月開催の京アニフェスでも「境界の彼方」ステージは10周年ということで紹介されました。

イベント開催が告知されたのは9月1日。チケットは何とか友人と合わせて昼の部夜の部をゲットすることが出来ました。

さり気無く秋人の脇にいつものように手を突っ込む博臣

ざっくりトーク振り返り。
・この上映イベントのために1週間くらい前に懇親会(と言う名の飲み会)を行ったという。石立監督発案で8年ぶりの再会なのでぶっつけ本番でいきなり振り返りするのもと思ったのでとのこと。

・座席は、おかゆちゃん/監督/お種さん/けんぬ/みのりん/たっつんの順。MCはおかゆちゃんですがいじられキャラなので司会進行はとても大変そうでした(笑)。じゃんじゃん前に出てくる男性陣に挟まれたみのりんはかなり控えめでしたが、そこはもう周りのメンバーがわかっているのでことある毎にみのりんにも話を振ってくれていました。夜の部では特にけんぬが楽曲についてみのりんに振ってくれました(特にそういうコーナーの流れでもなかった)。特に「会いたかった空」は2人のラブソングで、当人目線というよりも普遍的な目線で作った楽曲、聴いていても歌っていても暖かい気持ちになれる楽曲。このトークを聴いて夜の部の上映は改めてその目線で聴くことができたので本当にありがたかったです。

・みのりんが選んだ名場面セレクション、昼公演は未来篇ラストの未来の笑顔(不愉快ですと嬉しそうに言うシーン)でこの後のイチャイチャも1時間くらいやって欲しいとのこと。夜公演では臭い妖夢と約束の絆のシーン。この流れで「何がスッコスッコよ!」を披露することになりました。

・夜の部のオープニングではおかゆちゃんが不在・・・かと思いきや、「これが俺たちの最終兵器!」の掛け声とともに、天使の羽根(自腹)を身に纏ったおかゆちゃんが客席入場口から登場。中央通路で「約束の絆」のダンスを披露し、最後にステージで皆(監督含む)で締めのポーズという贅沢なオープニング。

・懇親会の時点でみんなで踊ろうという提案(酔っ払った状態)があり、みのりんを除く女性陣にオファーが届くという謎の展開から「皆が踊るなら」→「準備も当日の時間も足りない」→最後に皆でという形に。おかゆちゃんは突然踊れと言われても大丈夫なように予習してきてくれたとのことなので、通路で踊ったのはアドリブだったようです。流石。

・秘蔵原画映像の蔵出し(と言う名のたまたま残っていた資料の公開)では、原画展や原画集でも観られないくらいの本当に作業途中の工程で生まれた資料を見せてくれました。貴重な資料だけど保管に場所や容量を奪われるということでほとんどは破棄してしまうものだそうです。アニメーター後進育成のためにも公開したらというキャストの意見に監督は「描いて覚える」という金言。やり方は学べても技術は身に付かないのはどの分野においてもそうだから本当にグッときました。でもファンとして目線だったら観たいからもっと公開しても良いのよ。

・↑ということで監督のラフ画、イメージ画の公開。大々的に見せる公式なビジュアルは最終的に1つですが、それに至る試行錯誤の数々の画像。しかも監督の解説付きで観ることができたのでその路線も見たかったというのはキャスト含めて意見が一致しましたね。

・プレゼント抽選。書下ろしイラスト色紙。昼夜で各部2名ずつの計4名のラッキーボーイ&ラッキーガールだけが貰える奇跡の1枚。相変わらず私はまったくかすりもしませんでした。


■最後に

そんなこんなで。
境界の彼方10周年おめでとうございます。素敵な作品に巡り合えたことに感謝します。みのりんも素晴らしいメンバーと出会えて本当に良かったです。次回は上映後トークを2~3時間、いや、飲み会トークだけでもいいのでフリートークを見たいですね。

次は11月の京アニフェスでまた境界の彼方に会えるのが楽しみです。(私は配信だけど)。


ということで続きはこの先で。


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