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『涼宮ハルヒの弦奏Revival』で今年のみのりん初め

2024年1月20日開催。
昼の部と夜の部に参加してきました。

開催告知が解禁されたのは、みのりんとゴトゥーザ様が出演した昨年の「スニーカー文庫35周年記念番組」生配信の涼宮ハルヒステージにて。
それから今日まで京アニフェスや消失上映会などもあり、3月もSOS団感謝祭ということでイベントが盛り沢山な中でのオーケストラコンサート開催を迎えました。
「涼宮ハルヒの弦奏」は2009年4月29日に開催され、それから15年の時を経てRevival公演に至りました。余談ですが2009年4月と言えば、Paradeツアーが終わり初の河口湖ステラシアターライブを待ち侘びている時期でした。まさかRevival公演がある未来が訪れるとは思いもしませんでした。一緒に参加した友人との打ち上げでは「激奏もRevival公演して欲しい」などと盛り上がりましたが、当時の思い出はDVDやライブ音源CDでしか思い返せないほどにあれから沢山の積み重ねがありました。しかしみのりんが今回の気持ちを語ったようにみのりん自身も当時は緊張し過ぎてほとんど覚えていないとのこと。そしてその緊張っぷりはDVDで歌声を聴くと声がめちゃくちゃ震えているのが伝わってきます。だからこそ、今回は思いっきり楽しみたいと語っていました。

前回と違う点は本人たちの成長だけではありません。当時はオケコンということでそれなりに厳かな雰囲気の中で進行していましたが、今回はスクリーンにアニメ映像を背負っての公演です。司会進行の白石稔さんも仰っていましたが、音楽を聴いて頭に思い浮かべるシーンが人それぞれあるけど今回の映像を背負って聴く演奏はとても感慨深いものになりました。
当時何度も観たアニメ本編は今見ても懐かしさとワクワク感と長門の可愛さで満たされます。特に1期は私がみのりんと巡り逢うきっかけになったので感無量の想いです。それと映像を観て台詞も自然と頭の中で再生されました。映画撮影回で魔法使い長門の使い魔的猫(しゃみせん)が突然喋り出してそれを長門が制止した後に言った「今のは腹話術」が脳内再生されて今回何故かツボでした。

そしてみのりんが登場した時、今年最初の生みのりんということもあってあまりの美麗さに度肝を抜かれました。緊張の塊だった前回とは打って変わって、楽しんで歌うという気持ちが伝わってきました。
トークで「キャラソンとして歌うときとオケアレンジで歌うときに違いはあるか?」という質問で、みのりんはキャラとして歌うときは長門有希の性格もあって感情的にならずに、しかし楽曲としての圧倒的パワーに負けないように歌っていますが、オーケストラの時は自分も楽しもうという気持ちがあるようです。(それだけに初めての弦奏での緊張ぷりが今では新鮮に感じます)。
今回の「雪、無音、窓辺にて。」最後のセリフは原曲通りなら「信じて」。消失を経て「ありがとう」、孤島で罰ゲームをやった時の振り返って「だいすき」があります。(実際、これまでのみのりんライブで初めてその台詞で歌われた時の感情爆発は当時の会場全体含めて凄かったです)。勿論、「ありがとう」や「だいすき」はみのりん本人が歌うその時々の感謝の気持ちがそこに加わっていることは間違いありません。

この楽しんで歌うというのは、作品を背負ったコンサートでは特に演者やスタッフ全体がファンということもあってオケのメンバーたちもとても楽しんで演奏されているのを感じました。特にラストの「ハレ晴レユカイ」では打楽器チームの人達がダンスしながら演奏していたのにびっくりしました。(昼公演では気付かなかったので夜公演で注目して観ていました)。

そんなこんなで。
2時間があっという間に感じる素晴らしい公演でした。「涼宮ハルヒ」シリーズはこれからも果てしなく駆け抜けていくことと思います。「雪、無音、窓辺にて。」や「ハレ晴レユカイ」はみのりんのライブやSOS団が出演するフェスでこれまで沢山聴くことができてきました。消失上映会は今後も改変の日前後に開催されるだろうしキャラクターたちはアプリゲームなどでコラボが毎回あるし原作新刊も次が確実にある。それでもやっぱりSOS団のメンバーが揃った時の高揚感は格別です。キャラソンライブも期待したいし前述した激走Revivalも大いに願っています。

とりわけ、直近では3月10日のSOS団感謝祭で未アニメ化エピソードの朗読イベントが決定しています。これは当選が狭き門ですね。配信あるとはいえ現地で絶対観たい公演なので当選して欲しいです。みのりんの3月出演イベントも沢山出揃ってきたので嬉しい限りです(財布は悲鳴を上げていますが)

みのりんがこれからも長門有希とともに歩んでいってくれることが何よりも喜びです。そして当時から作品を共に作り上げ過ごしてきた戦友仲間との交流が見られることを今後も楽しみにしています。

ということで続きはこの先で。


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