序ノ口とは

この記事のタイトル、最初「序ノ口相撲の知られざる世界」という身も蓋もない(パクリ)タイトルを思い付きましたが、あんまりなのでやめました(↓元ネタ)。僕だって「知られざる世界」と銘打って語れるほど詳しくはありませんしね。

各階級の定員

大相撲のおける階級は、一番上の幕内から以下十両、幕下、三段目、序二段、序の口となります。現在、各階級における定員は、幕内=42、十両=28、幕下=120、三段目=200でありますが(幕下及び三段目付出がある場合はこれに含めない)、序二段と序ノ口には定員はなく、三段目までに入らない残りを序二段と序の口で分けるそうで、概ね序二段:序ノ口=4:1、新弟子が多い3月場所に前相撲を終えた力士が番付に載る5月場所だけ3:1となるようです (Wikipedia序二段および序ノ口の項参照)。

序ノ口の構成員

序の口を構成する力士は、「1. 新弟子、2. 怪我や病気で長期休場を余儀なくされた者、3. 序ノ口から上がれない者」の3つに大別できると考えられます。基本的には長居する階級ではないと思われますが、上記3に該当する力士は、序ノ口と序二段の往復に終始するようです。

令和3年9月場所の番付

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今場所の番付と、四股名の右側に先場所の番付も記しておきます。皆、先場所は負け越していることが分かりますが、序ノ口では勝ち越せば大抵序二段に上がる、負け越しても番付上の数字は上がることはザラなのです(定員がないため)。先頃引退が発表された勝南桜もまだ今場所は番付上は名前があります(休場扱い)。勝南桜も含め、初日から11人が休場し、30人で始まりました(3日目から白猿が出場なので31人)。

この中で言うと、東13枚目の御船山、学生相撲出身で最高位幕下16枚目、今場所が長期休場からの本格的な復帰場所となるので、順当に行けば勝つのではないかと思います。

まあこんな感じで今場所は序ノ口に注目していこうと思います。

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