感受性が豊かである

ということは、私に限って言えば、美しい事ではない。
楽しいときは、飛び跳ねたくなるほど楽しく、
嬉しい時は泣きたくなるほど嬉しい。
怒る時は髪を逆立てるほど怒るし、
悲しい時は頭が地に着くほど悲嘆にくれる。
そして当然、人生は楽しい事ばかりではなく。
世界中の人たちがそうなのだと思っていたけれど
どうやら違うのだと気づいたのは、30近くなってからだ。
あらゆる事柄に、怖くない、怖くない、とつぶやきながら
一歩一歩、手探りで歩く。



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