つらつらと

つらつらと脳内に浮かんだ言葉を書き綴る。
あとで、時系列にしたり簡潔にしたり、自分の心を整理するための
長い長いメモ書き。

元気だった父の体調不良からの死。
父の保険受取人を父が倒れてから自分にして隠した姉。
この箇条書きで身元が割れるくらいの情報。

今後、事務手続き以外で姉家族と関わる気は全くない。
この決別に、喜怒哀楽、迷い、といった情が一切浮かばない。
それくらい、迷いがなく清々しい。
こういった私の精神構造は父譲りで、姉も同じである。
姉も今後、私に対して一切の情は浮かばないであろう。
ただ、私にはなく、姉にあるもの、それは怯えである。
母が受け取り人となり、姉、私、甥、私の息子でわけるようにと
父が言っていた保険があった。
父が倒れて後、父の署名を偽造し、姉が自分を受取人にし、
そしてその保険があることを虚偽の発言で隠匿したという事実。
母、姉の息子である私の甥、私の息子夫婦にその事実が露見したこと。
母と甥には、自分の都合の良いように歪曲して弁解はしているだろうけれど
私と私の息子夫婦には、そうはいかなかった。
この事実を、甥の妻は知らないだろう。
甥の妻の家族も、そして父の葬儀に集まってくれた親族一同も。
姉の一抹の怯えとは、いつかこの事実を私が彼らに話すのではないか、
真実が露見してしまうのではないか、というもの。
自業自得とはいえ、そんな一抹の不安が心のどこかにある生活、
私だったら耐えられない。
お姉さん、だから言ったのにね。
一生怯えて暮らしてください。












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