ナイチンゲール『看護覚え書き』を聴く#159
フローレンス・ナイチンゲールが著した『看護覚え書き』のオーディオ・ブックを配信します。HNS（＝防府看護専門学校）の学生・生徒のために作成したオーディオ・ブックですが、HNSの卒業生や看護師を志す人、現役の看護師の方々の他、引退された看護師の方や教育に関心のある方々など、すべての人に向けた配信です。ご自由にお聴きください。
#159 ：室内の汚れた空気
汚れた空気は、頻繁に置き換えてはいるが決して取り除いてはいないホコリによっても、屋内で体に入ってくる。このことから必要条件とすべきことが思い浮かぶ。つまり部屋や病棟の棚はできるだけ少なくするということである。
そしてどのような口実にかこつけても、目の届かない棚を作らないことである。そこはホコリがたまっても、拭き取られることはない。このホコリが確実に空気を汚していく。さらに、住んでいる人の動物性発散物が家具にしみこむ。
（2023年12月11日配信）
フローレンス・ナイチンゲール（Florence Nightingale）：1820年-1910年・近代医療統計学および看護統計学の始祖。近代看護教育の母。
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