日本ダービー 事前予想 傾向データあり

先週、先々週と成績があまりよろしくありません。
昨年はタスティエーラを本命にして、払い戻しも30万円を超えています。
日本ダービーだけは得意なレースです。
明日はどうか勝たせてくださいと神に祈るのみです。。。

紅一点のレガレイラについて

レガレイラの怖いところはホープフルを牝馬ながら勝っている。
これは初です。
40回目のホープフルステークスにして、初の牝馬勝ち。
もちろん、これまで出走していた牝馬が少ないのはあります。それでも2歳時で心身ともに未熟な時期にこのレースを勝てる能力は素晴らしいです。
今回も牡牝でのハンデはないと言っても過言ではないです。
またレースローテがさながら、レイデオロにそっくりなのが何か来そうな匂いがプンプンします。
前走の皐月賞の評価ですが、映像で見る限り出遅れも少なく距離のロスも最低限に抑えられているという印象。
直線向いたところで⑮サンライズアースとの接触はありましたが、減速は無かったように見えます。不利を受けたわけでなくどちらかというと加害馬側です。
元々出脚のいい方では無いため、スタート直後に脚を溜められるように内に潜れているのは良かったかと思います。
ただ、ペースが早く当日は前が止まらない馬場であったため残り600mからギアを入れてあげない限りは3着以内は不可能でした。
北村宏司騎手が促し始めたのが500mを切った頃なので、やや遅かったです。もう少し前めにつけて少し早ければこの馬の末脚があれば間に合っていたかもしれません。
そもそもそこまで脚が持つのかという問題もあります。直線に向いた時にはやや外目をぶん回すしかなく、ここで距離ロスの差が出てしまったように思います。

・ポジション取りの問題は今回はルメールで改善が可能。
・外でぶん回していても、上がり最速33.9秒
・ウオッカ以来の牝馬ダービー制覇。
ホープフルで傾向外でも充分にジンクスをぶち破れる事を証明済み。
・レースローテはダービーの勝ち馬によくある前走皐月賞組
・鞍上は似たようなローテからレイデオロで勝利しているルメール
過去10年での勝利は1回、3着以内は3回と安定
・元々ホープフル組自体弱いと軽視していましたが、着差はあると言えあのペースの皐月賞で食らいついていける能力と末脚は有り。
ホープフル組のレガレイラとシンエンペラーはいずれも皐月賞で善戦しています。

以上が現状の当馬の評価です。

日本ダービー過去10年傾向

・枠順による勝率はかなりまばら
ただし、3着以内と範囲を広げると内の方が有利。東京左回りCコース2400mがそうである為。
・脚質<ペース
・着内はほとんどが前走皐月賞組
・過去10年の勝ち馬のうち8頭が前走皐月賞組
・上記勝ち馬8頭以外は、シャフリヤールとロジャーバローズの2頭
※シャフリヤールは世代最強のエフフォーリア。同年の皐月賞馬に勝利しているが、共同通信杯→毎日杯と比較的過去にも着内戦績のあるローテで来ている。
※ロジャーバローズ
京都新聞杯2着から日本ダービーへ直行
同年のダービーは世代レベルが非常に弱かった。
古馬相手だとよく負けていた世代である。
同年代馬は最強馬がどの馬なのか分からずじまいであった。
・京都新聞杯組、青葉賞組は着内によく来ているが、3着が目立つ。
・前走7着以内の皐月賞馬は問答無用で買い目に入れるべき
ただし、皐月賞の前走が共同通信杯の場合は共同通信杯で3着内が条件
・京都新聞杯2着以内、青葉賞1着馬、プリンシパル
・スプリングS直ローテは切り、※皐月賞を挟めると良かった。
スプリングS組を評価しない理由は、レース内容が超スローペース。
上がりが出やすく33.3秒で好位につけていた為シックスペンスは評価できない。
しかも、少頭数のレース。
その証拠にアレグロブリランテは皐月賞で15着と凡走。シックスペンスとは0.6秒差ではあるが、秒数ほど着差は無かったレース内容。
もちろん、どスロー展開だから逃げ残りでもいいレース内容だったが少頭数であったおかげで落ち着きと常に風を受けないいいポジションいた当馬が勝っても疑問はない。
末脚は伸びがいいが果たして、メンバーが圧倒的に格上に通用するか。
ここは妙味を考えて積極的に切りたい。
・青葉賞組については、勝ち馬がいない。
勝ち時計はシュガークンでも通用しないことも無さそうだが、展開が向かない。

この時点で勝ち馬候補で絞れるのは

②レガレイラ
③ジューンテイク
⑥コスモキュランダ
⑧アーバンシック
⑬シンエンペラー
⑮ジャスティンミラノ

〜全頭評価〜

①サンライズアース
前走皐月賞は12着
前前走は、すみれステークスでジューンテイクを破っての出走。
調教内容も充実してきており、全体的なバランスもよく見える。
皐月賞での走りでも分かるように、2000mだと忙しいように映る。距離が伸びた今回はチャンスもあり枠にも恵まれているため逃げも考えられる。
前走では外枠でスタートが決まらず後方からとなった。
4コーナーを抜けた直線では、レガレイラに接触の末、外に弾かれてしまう事に。。。
そんな中でも完全に戦意を失うこと無く最後まで伸びようとした自力には目を見張るものがあります。
内容は良くなかったが、度外視でチャンスは有り。

②レガレイラ
前走皐月賞では、6着と結果はイマイチだった。
しかし、前述の通りホープフルを初の牝馬勝利をしている。
ダービーは牝馬が勝つこともある。
斤量の優遇もある。
鞍上はルメール。
乗り替わりのルメール。
木村×ルメール。
スワーヴリチャード産駒でクラシック制覇を見たいファンも多いだろう。ましてや、牝馬で。昨年のスキルヴィングもあったので今回は気持ちが入ってくるはず。
作戦としては、明確な逃げ馬が不在である以上距離ロスを最小限に抑えながら、最後方から4番手くらいで進めてくると思います。
詰まるリスクを考えればルメールがよく使う戦術です。
無理に前に付けなくても2400mの舞台であれば充分に差し切れる力があると思います。
皐月賞での上がり最速の自力には注目です。
調教ではそこまで強めにはやらない方針だったようです。
それなりにコンディションが整っているかと思います。

③ジューンテイク
前走の京都新聞杯では、直線に入ると進路変更を2回している。
進路の良い馬場の真ん中に出ようとしたが挟まれそうになったため、藤岡佑介が伸びの悪い最内にねじ込む。
それでも、最後1Fで2着馬を差し切り勝ち。
京都は先行有利の馬場ではあるが、それにしてもいい勝ち方でした。
ここに来て完成してきた印象です。
傾向としてはやや劣りますが、内枠でストレスのない競馬が今回は出来ると思います。
あとは、逃げるかどうか。
非常に見所です。
調教は落ち着きはないですが、ヴィクトリアマイルのテンハッピーローズを考えるとあまり深く考えなくてもいいのかなと思います。
ここまでで、9戦しておりサンライズジパングとレース数は同じ。
その負荷が重くなければ少し買いたい馬です。

④ビザンチンドリーム
きさらぎ賞から皐月賞へ直行。
外枠がかなり厳しかったようです。
相手なりに上手く競馬をしています。
ただ、距離が今回は長いと思います。
走り方から2000mまで。
今後距離短縮をして、1200m辺りで見れると面白いと思います。
ここではあまり評価はできません。

⑤ダノンデサイル
前走皐月賞を除外。
京成杯では、皐月賞の4着馬アーバンシック対して、勝利。
メンタル面が少し心配な1頭。
馬格もしっかりしているし、調教から状態の良さが伺える。
実力はあるとは思いますが、アーバンシックよりも評価は下です。
京成杯では外枠スタートで出脚を使わされていますが、そのあとは比較的落ち着いてレースが出来たかと思います。
位置取りが良かったのと、中山の脚質に合っていた感じはあります。
やはりここでは評価を下げざるを得ません。

⑥コスモキュランダ
前走皐月賞では、モレイラの完璧なエスコートも叶わず2着と惜敗。
ですが、まだ実力が出し切れたとは思えません。
1着のジャスティンミラノに負けはしているものの道中ずっといいポジションで構えられていたジャンタルマンタルとジャスティンミラノに比べると、直線向かったところで外めを回らされたのが敗因だったのでは無いかと思います。
内は伸びないので仕方ありませんが、勝ち馬のポジションがベストであったから負けてしまったようです。
上がりも34.2秒で申し分ありません。
弥生賞から決めていましたが、確実に狙いたい馬です。
それが皐月賞で確信に変わりました。
アルアイン産駒でどうしてもイメージは右回り2000m専用機みたいな所がありますが、この馬に関してはアルアインにあった癖が少ない気がします。
また、過去10年の傾向でも狙いやすい馬です。
弥生賞勝ち馬で、皐月賞2着、日本ダービーで優勝。
そうです。昨年のタスティエーラがまさにそれです。
ただ、気になることがあります。
モレイラの乗り替わりです。
鞍上が最近不調のミルコです。
手合いは問題ないどころか、強くおってくれるタイプの騎手が合っているのは間違いないのですが、1つのミスも許されない本レースは騎手の腕も非常に重要です。
それ以外はなにも不安はありません。
調教はかなり軽めでしたが、動きが固いようなところも見受けられませんでした。
皐月賞の疲労度合いも考えての調教かと思います。
本命候補筆頭です。
当日の馬体重とパドックで判断したいです。

⑦ミスタージーティー
調教では落ち着きのない子のイメージ。
過去のレースのメンバーレベルが非常に高いです。
大敗は前走の皐月賞です。それまでは善戦出来ていました。
ただ、ここでは少し力不足になるかと思います。
傾向にも当てはまらないので買いません。

⑧アーバンシック
皐月賞4着
レガレイラに次いで、上がり34.1秒
2番目に早いタイムでした。
注目すべきは京成杯での伸び。
ダノンデサイルに迫る勢いで後方から一気の末脚。
スタートがなかなか決まらないのが難点です。
しかし、着実に成長をしています。
2400mとなれば勝ち負けも充分に有り得ます。
調教もバツグンでした。
かなり期待の1頭です

⑨ダノンエアズロック
プリンシパルから勝っている馬はいるのですが。。。
そこまで強いと自信を持って評価できるレースがありません。
来れてきてしまったら仕方ない。
モレイラが凄いんだと諦めます。
なら買えよと思いますが、現状5番人気です。
いくらなんでも、傾向外の5番人気を買いたい訳ありません。これで、10番人気ならいいのですが明らかにモレイラ人気です。

⑩サンライズジパング
成長はしてきています。
ただ、マイラーよりな馬格かなと個人的には思ってましたが皆様はどうでしょうか?

⑪シュガークン
3着で買いたい馬。
青葉賞組でダービー勝利馬が居ません。
単純な理由で、皐月賞がレベルが高い。
そこに出られない馬が青葉賞に出る。
レースレベルの問題です。
ただ、過去に3着以内は来ているので買わないと損をします。
また、この馬は今回メシショウタバル不在で逃げる可能性があります。
武豊の逃げ。
これはもしかしたら。なんて考えてしまいます。
あくまで、3着で買います。

⑫シックスペンス
前述の通り、そこまで評価をしてません。
スプリングステークス組は買ってません。
過去10年3着以内すらダメです。
直行ローテがダメなんだと思います。
スプリングステークスから皐月賞を経由していれば可能性はあります。
ただ、これだと妙味もないですし買いたい要素が少ないです。
それにスプリングステークスのレベルがあまり高くありません。
勝って当たり前なレース内容でした。
2着馬と0.6秒差でしたが、タイム以上に着差はありません。
これも切りたい人気馬筆頭です。

⑬シンエンペラー
皐月賞での位置はかなり良かったですが、残念でした。
今回はこの馬にもチャンスがあります。
絶対に狙うべきです。
調教も良し、傾向も当てはまります。
脚質もバッチリです。
坂井瑠星騎手もここ一番でダービー制覇がかかっています。
位置取りは少し下げても問題ないです。

⑭ゴンバデカーブース
距離が長いかもしれません。
傾向的にも買えません。

⑮ジャスティンミラノ
無敗の三冠ロードへ、二冠目。
皐月賞では、いい位置取りでした。
中山2000mは戸崎騎手に乗せておけば大丈夫です。
しかし、先週のオークス同様に戸崎騎手は2400mG1を勝ったことがありません。
ダービーだけでなく、ジャパンカップ、オークスも。
先週の記事を見ていただければ分かるのですが、今週が本番なんです。
恐らくペースが早くても遅くても順応できるとは思うのですが、バテ差しになった時(ダービーはバテ差しになりがち)ラスト50m差されずに騎手が耐えられるのか。
そこだけ心配です。
馬には本当になにも心配いりません。
1番応援している騎手だからこそ勝って欲しいです。
ここを逃したら次は何年後かも分かりません。
ここで勝てなくても、勝つまで応援しますよ。戸崎騎手は。

⑰ショウナンラプンタ
消し評価です。

⑱エコロヴァルツ
悩んだ末消すことにします。
皐月賞7着衣内なので買いたいのですが、共同通信杯で5着。
しかも着差がそれなりにある5着。
力の差が大きく感じます。
それに大外枠では不利です。

以上、傾向と各馬の評価になります。
色々と調べて動画を何回も見ていたらこんな時間でした。
1年で最も気合いの入るレース。
今年もよろしくお願いします。

最終予想は15:15頃更新予定です。
お見逃し無く!!

いつもお読みいただきありがとうございます。 より質の良い予想を配信する為に、皆様からのサポートお待ちしております。