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2024.4月3週。何読んでんのさ

はい、こんばんは
本の森でまよい、情報の海でおぼれるKJ(ケイジェイ)です

本の森でまようKJ(ケイジェイ)のお話。

4月3週。
15日から21日まで
みなさんはどんな一週間でしたか?

KJ(ケイジェイ)は仕事がこんがらがったのと
納車されて楽しみが過ぎるのと
情緒が不安定な一週間でした
外気温も不安定な一週間で、
前半は春の陽気で、後半は寒の戻り
この寒暖差が原因かは不明ですが、
ものすごい頭痛に苦しんだ一週間でもありました
令和ちゃん6年目、そろそろ気温のコントロールどげんかして
そんなわけであんまり本は読めなかった週でもあります
うぬぬ



読み終わった本/紙の本

今日、読み終えほやほやです

森博嗣「風は青海を渡るのか?The Wind Across Qinghai Lake?」講談社タイガ



Wシリーズの3作目
少しずつ世界観というか謎というかが明かされてきました
ハギリ博士は命狙われすぎ
ウグイは苦労されますね
カンマパさんのフルネームで「?!」
最後の最後で「!!!!」
このシリーズの着地はどこにむかうのか
最近のAIの活躍に違和感とか思うところがたたあって、
ああ自分の根本的な考えは森博嗣さんによって作られているんだなと実感しています
いかんせんターミネーター世代なので、AIとロボットの躍進には懐疑的で手放しでは喜べない何かがあります




読み終わった本/電子書籍

読み終わった電子書籍/小説

小説は一冊。

鷺沢萠「君はこの国を好きか」新潮文庫

平成12年4月刊行なんで、何年まえ?24年前?
自分は個人的にこの本にすごく救われました。

ざっくり言うと在日韓国人の主人公が韓国に留学し、自分とどう向き合うかという話です。日本人でもあり、韓国人でもあり、でも、そのどちらでもない。今の今まで深く疑問も抱かずに「そういうもんだ」と思いながら生きていた主人公が留学をすることで、突きつけられた「あなたは何者」という問いに切実にむきあう。そこは痛みや苦しみが伴うもの。
在日ではないものの転校を繰り返す幼少期だったもので、どこにも所属できない苦しさがありました。余所者という言葉で理不尽なことを言われたり、理不尽な思いもずいぶんとしました。いい思い出がないと思っていた彼の地を「君はこの土地を好きか」と問われたようにも思いました。出版から何年も経ちましたが、改めて読むと「君はこの土地を好きか」とやはり問われているようですし、そこに対する答えはあの頃と変わらないものもあるし、変わったものもあるし。原点というか定期的に自分の居場所を確認する。そんな作品です。

読み終わった電子書籍/マンガ

マンガは4冊

槇村さとる「おいしい関係(4)(5)」集英社
今週も集英社の春マンだったのかな。
50%OFFクーポンがでていたので

悪き古い習慣で追い詰めてしまった織田さんですが、負けないね百恵は。あのガッツはすごいです。

となりの百怪見聞録(1)
おりおりスープの綿貫さんが新しいシリーズをだされていたのを知り、購入。スピンオフのようなパラレルワールドのような世界観。「百怪見聞録」のタイトルとおり怪異物語。これ好きです。織座のおじいちゃんもハチ公もいい味出しています。

とんがり帽子のアトリエ(13)
新刊でているの見逃していたので。二、三巻たまってから買おうと思っていたの忘れていました。買って後悔はしていないんですけどね。もどかしいところで終わるので一気読みしたいところです


読んでる本

今週はそんなわけであんま本が読めておりません。

「気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている」村瀬秀信(講談社文庫)

雑誌の何かの特集でタイトルだけ見かけて気になったような気がする
買った理由がまったく覚えていなくて、開いてはみたものの、ちょっと思ったのと違かった。なんだろうな、男性がかく食系エッセイ苦手なんかな。


あ、ほんとうに今週、本読めてないや。
読み終わった二冊とこれだけ。ほかは全然手をつけられてませんでした。
わぁお。まじか。


読みかけの本

読みかけの本は14冊
『遠野物語―付・遠野物語拾遺 』柳田国男(角川ソフィア文庫)
『夜 [新版]』エリ・ヴィーゼル(みすず書房)
『若き人々への言葉』ニーチェ(角川ソフィア文庫)
『スピノザ』G.ドゥルーズ(平凡社ライブラリー)
『シーシュポスの神話』カミュ(新潮文庫)
『無縁・公界・楽 増補』網野善彦(平凡社)
『荒野のおおかみ』ヘッセ(新潮文庫)
『百年の散歩』多和田葉子(新潮文庫)
『いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー(竹書房)
『My Credo』浜口隆則(かんき出版)
『幻惑の死と使途』森博嗣(講談社文庫)
『寝ても覚めても本の虫』 児玉清(新潮文庫)
『後宮小説』酒見賢一(新潮文庫)
『ザ・ロード』ジャック・ロンドン(ちくま文庫)

積読本

積読本は先週に引き続き34冊

なんですけど、ちゃっかりこっそり一冊積んでいます
金原ひとみさんのオートフィクション
金原さんはエッセイがよいと思います。好みだったな。エッセイの解説でオートフィクションに触れられていたので、見つけたタイミングで手に入れないとこれは読めんぞと思い購入。

『オートフィクション』金原ひとみ(集英社文庫)
『星々の悲しみ』宮本輝(文春文庫)
『ル・パスタン』池波正太郎(文春文庫)
『イスラーム巡礼』坂本勉(岩波新書)
『颶風の王』河崎秋子(角川文庫)
『エクス・リブリス』ミチコ・カクタニ,橘明美(集英社)
『アフガンの息子たち』エーリン・ペーション(小学館)
『北のおくりもの 北海道アンソロジー』(集英社文庫)
『絶滅危惧個人商店』井上理津子(ちくま文庫)
『失恋』鷺沢萠(新潮文庫)
『ありがとう。』鷺沢萠(角川文庫)
『デボラ、眠っているのか?』森博嗣(講談社タイガ)
『本は眺めたり触ったりが楽しい』青山南(ちくま文庫)
『ユリイカ2023年9月』青土社
『水晶萬年筆』吉田篤弘(中公文庫)
『少年アリス』長野まゆみ(河出文庫)
『山と溪谷 2024年2月号「単独ハイキング入門」』山と渓谷社
『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』エーコ,カリエール(CCCメディアハウス)
『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』江國香織(集英社文庫)
『創竜伝(6)染血の夢』田中芳樹(講談社文庫)
『黄色い雨』フリオ・リャマサーレス(河出文庫)
『創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち』小島秀夫(新潮文庫)
『家守綺譚』梨木香歩(新潮文庫)
『少年と犬』馳星周(文春文庫)
『星の旅』藤井旭(河出文庫)
『星に仄めかされて』多和田葉子(講談社文庫)
『地球にちりばめられて』多和田葉子(講談社文庫)
『ニホンオオカミの最後』遠藤公男(ヤマケイ文庫)
『BRUTUS(ブルータス) 2023年 10月15日号 マガジンハウス
『インスマスの影 :クトゥルー神話傑作選』H・P・ラヴクラフト(新潮文庫)
『夢の本』ホルヘ・ルイス・ボルヘス(河出文庫)
『戦後日本デザイン史』内田繁(みすず書房)
『ラッセル『幸福論』 2017年11月』NHK出版
『百年の孤独』ガブリエルガルシア=マルケス(新潮社)

4月4週は一冊でも多くの本を読み進めたい所存でございます。押忍。

とはいえ、車もきちゃったしな。誘惑が多過ぎる問題。どうしましょう。

今週中になんとか記事になったな。
頑張った。やればできる子。

「今週の何読んでんのさ」はこの辺で。
長々とおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

したっけね〜、おやすみ〜



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