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2024.4月2週。何読んでんのさ

はい、こんばんは
本の森でまよい、情報の海でおぼれるKJ(ケイジェイ)です

4月2週目
どんな一週間でしたか?


KJ(ケイジェイ)は仕事して、本読んで、
トレーニングして、本読んだ一週間でした。
とどのつまり平凡な一週間。
いいね、平凡。
ビバ平凡!


今週。
今週をどう定義するかから話してもいいですかね。
こういうこと言うからめんどくさい思われるのか
でも定義は大事だ
うん。
個人的に月曜スタートの頭の持ち主なんですよ
違うな月曜スタートに切り替えたんだな
どっちでもいいか

月曜を週始めとして日曜で終わる
今週で言うなら8日から14日までが今週です


読み終わった本/紙の本


それで今週。
今週は紙の本を一冊読み終わりました


柴田元幸さんの「つまみぐい文学食堂」
大枠ではエッセイ。
ブックガイドの一面もありますね
これ読んでて思い出したのが「赤目四十八瀧心中未遂」
主人公の「私」がぼっろいアパートで得体の知れない謎肉を串うちしているのよ

謎肉言うてもカップヌードルのあれじゃなくて
正体不明の謎のほうね
カップヌードルの謎肉も正体不明か

衛生観念的にもどうかと思うような感じ?
それを食べたいとは思えないんだけど
どんな味なのかっていう好奇心はある

んでこの「つまみぐい文学食堂」に収められている対談で「うまい飯」ではなく「まずい飯」もしくは「まずそうな飯」の方がどうしても多くなるみたいなことを話されていて。
わかるわーってなった。
うまい飯はどうしても盛り上がりにかけるよね
それは普通に雑談とかでもそうじゃない?
自慢とかマウティングみたいな雰囲気出るからかな

本のタイトルがさ、「つまみぐい文学食堂」ってずるいよね
もうそれだけで、読みたいってなっちゃったし
読み終わったらやっぱずるいなって思ったわ。


感想は読書コミュニティサイトにはあげるけどこっちにはあがるかな
未定です


読み終わった本/電子書籍

電子書籍はマンガを5冊。

どうでもいい話だけど、最近「マンガ」って表現に変わったよね。
古いタイプなんで「漫画」で「コミック」がしっくりくるけど
時代にあわせていくわ

どうでもいい話もう一個あった
マンガは電子書籍で読む派です
本音は紙で読みたいんだけど
物理的にムリになって、
電子書籍に切り替えました
現在、4200冊ぐらい蔵書になっております
買いすぎや、あんた。

集英社の春マン!!2024キャンペーンで
「おいしい関係」2巻、3巻。
槇村さとるさんの何年頃だ。97年から99年ぐらいかな
うろ覚え。
ドラマにもなったんじゃなかったかな
唐沢寿明と中山美穂?
うろ覚えー

槇村さんの描く物語。
好きです。
古いの、読みたくなって
こういう半額キャンペーンの時に
地道にコツコツ買ってます。


新刊が3冊。
初恋の世界、ダンス・ダンス・ダンスール、スキップ・ビート

触れると長くなるので、くわしいことは省略
需要があるなら書きます
聞きたいよーっていう方がいらっしゃいましたら是非コメントください


そしたら次
今読んでる本を紹介しましょうか


『ザ・ロード ――アメリカ放浪記』ジャック・ロンドン(ちくま文庫)

ジャック・ロンドンといえば
そう!
ホワイトファング&野生の呼び声
めっちゃ好き
どっちがじゃなくて、どっちも
アラスカのワンコの話
そり犬ですよ、そり犬。
どちらもゴールドラッシュの時代
視点も物語も衝撃的だったなー
ホワイトファングは
イーサン・ホークが主演の映画になってます
そういや見てないな
イーサン・ホークはあれですよ
「ガタカ」が名作。
好きな映画のトップ10に入るいい映画です
そうじゃないや

新刊案内流れてきて発売待ち遠したかったよ。
SNSってすごいね。
ただ、なんで今更ジャック・ロンドン?
とは思った。
生誕祭?違うか。
詳しい人いたら教えたってやー。
これはまだ20ページぐらい読んだだけなんであれですけど
好きな感じ
多分一気に読んじゃいそう。


『後宮小説』酒見賢一(新潮文庫)

先日、武豊さん家に泥棒入ったニュースを見て思い出した後宮小説。
これのアニメが「風のように雲のように」って言うんですけどね。
主人公の銀河の声が武豊さんの奥様なんです。
え?どうでもいい?
てか、それで思い出すなって?
ですよね。自分でもどうかと思った。

酒見賢一さんは昨年11月に鬼籍に入られて
まじかーと結構凹みました
彼の書く物語は味わい深くて好きです。
後宮小説は読み直したくて
探してたんだけど中々見つからなくて
なんだよ何でだよ
お亡くなりになったら重版されるんかい!
と、思ったりもしたけど
手に入るなら有り難し
後宮系(そんなジャンルあるんかい)は
最近で言ったら「薬屋のひとり言」で注目というか
熱いジャンルになってる気がするんですけど。
先駆者は酒見賢一さんじゃないかと思ったりもする。
個人的にね。異論は認めます。
三食昼寝付き、それが事実ならいい職場!
これもまだ出だし。
読むのが勿体無いんだよな。


『風は青海を渡るのか?』森博嗣(講談社タイガ)

いわゆるWシリーズの3作目だったかな

森博嗣さんは好きな作家の一人
なんですけど。
ずーっと読んでると
思考というか思想に当てられる作家さんで一旦お休みしてたんですよ。

去年ぐらいからかな
ちょっともっかい読み直してみる?と軽い気持ちで電子書籍に手を出したらですね
これ紙の本じゃないと頭に入ってこんわな事態を引き起こしましてですね
S&Mシリーズ買い直し&読み直し中なんです

あのシリーズ読み直してて思ったんだけど
コナン君ばりに物騒じゃね、この大学?
なんぞ思ってしまいましてね
なんかね、ミステリだからしゃあないんだけど
人がお亡くなりになる
それも悪意を持ってお亡くなりにならざるを得ない状況になる
っていうのが結構しんどい年頃で。
一旦、休止して違うシリーズ読んでみるかと
Wシリーズ手出しましたら
これが
まぁ
なんと
「はいはい!好きです!この世界観!!」
でした。
まんまと森博嗣にやられたぜ。
森博嗣さんも進化?進歩?
しますよねー
ですよねー。
なんでもっと早く読まなかったかね、自分。


『百年の散歩』多和田葉子(新潮文庫)


多和田さんは気になってる作家さんの一人
ハシビロコウがこっちを向いているあの本を読みたいのですよ。
なんですけど。

ここ数年の小説業界のいいところというか悪いところというか。
順を追って読むと二度美味しいみたいな傾向あるじゃないですか。
辻村深月さんとか伊坂幸太郎さんとかあの辺の。
ああいう微妙に繋がってる物語なんて言うの?

んで、多和田さんもそれ系だったらやだなーなんて思いながら初期の頃からコツコツ読んでるんですけど、どっから読んでも大丈夫っぽいですね

結構、クセがある世界観をお持ちで
脳みそ揺れます
自分の所在が不明になる視点とでもいうのか。

「百年の散歩」も結構、所在不明になりがち。
嫌いじゃないよ
嫌いじゃないけど
あのねー、ドイツ語翻訳っぽいの
文章が。
一文が長くて情報量多くて
慣れないっす。
めっちゃ時間かかる。
サクサク系じゃなかった
ザッハトルテ系。
時間かかるし集中力試されてます


今週の読んでる本はこんな感じかな

読みかけの本

読みかけの本は12冊
『遠野物語―付・遠野物語拾遺 』柳田国男(角川ソフィア文庫)
『夜 [新版]』エリ・ヴィーゼル(みすず書房)
『若き人々への言葉』ニーチェ(角川ソフィア文庫)
『スピノザ』G.ドゥルーズ(平凡社ライブラリー)
『シーシュポスの神話』カミュ(新潮文庫)
『無縁・公界・楽 増補』網野善彦(平凡社)
『荒野のおおかみ』ヘッセ(新潮文庫)
『My Credo』浜口隆則(かんき出版)
『いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー(竹書房)
『幻惑の死と使途』森博嗣(講談社文庫)
『寝ても覚めても本の虫』 児玉清(新潮文庫)
『君はこの国を好きか』(鷺沢萠)



圧倒的に海外作品が多いっす
若い頃は、洋モノもどんとこいだっただけど
最近、カタカナが頭に入ってこなくて
君誰だっけ?が多すぎる
ドイツ系が多いのは、なんかそういう時期があったらしいよ
でもね、ドイツ系はマジで翻訳が固くて読むの大変
翻訳者のクセなのかと思ってたけど、
元々がそんな感じっぽい。

積読本


積読本は34冊

『戦後日本デザイン史』内田繁(みすず書房)
『夢の本』ホルヘ・ルイス・ボルヘス(河出文庫)
『インスマスの影 :クトゥルー神話傑作選』H・P・ラヴクラフト(新潮文庫)
『ニホンオオカミの最後』遠藤公男(ヤマケイ文庫)
『BRUTUS(ブルータス) 2023年 10月15日号     マガジンハウス
『星に仄めかされて』多和田葉子(講談社文庫)
『少年と犬』馳星周(文春文庫)
『星の旅』藤井旭(河出文庫)
『地球にちりばめられて』多和田葉子(講談社文庫)
『家守綺譚』梨木香歩(新潮文庫)
『創竜伝(6)染血の夢』田中芳樹(講談社文庫)
『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』江國香織(集英社文庫)
『創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち』小島秀夫(新潮文庫)
『黄色い雨』フリオ・リャマサーレス(河出文庫)
『気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』村瀬秀信(講談社文庫)
『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』ウンベルト・エーコ,ジャン=クロード・カリエール(CCCメディアハウス)
『山と溪谷 2024年2月号「単独ハイキング入門」』山と渓谷社
『少年アリス』長野まゆみ(河出文庫)
『水晶萬年筆』吉田篤弘(中公文庫)
『ユリイカ2023年9月』青土社
『本は眺めたり触ったりが楽しい』青山南(ちくま文庫)
『デボラ、眠っているのか?』森博嗣(講談社タイガ)
『ありがとう。』鷺沢萠
『失恋』鷺沢萠
『絶滅危惧個人商店』井上理津子(ちくま文庫)
『北のおくりもの 北海道アンソロジー』(集英社文庫)
『アフガンの息子たち』エーリン・ペーション(小学館)
『エクス・リブリス』ミチコ・カクタニ,橘明美(集英社)
『颶風の王』河崎秋子(角川文庫)
『イスラーム巡礼』坂本勉(岩波新書)
『ル・パスタン』池波正太郎(文春文庫)
『星々の悲しみ』宮本輝(文春文庫)
『ラッセル『幸福論』 2017年11月』NHK出版
『百年の孤独』ガブリエルガルシア=マルケス(新潮社)

こうやってみたら新潮文庫と角川文庫少なめ
さすがに物理的に50冊も積読&読みかけ本があるから
一旦、自粛モードにしてるんだけど
20冊ぐらいまで減ったら、買おうと思ってる本が
結構ちくま文庫にある
あとね河出文庫が重版かかりづらいことに気がついた
だから河出文庫で読みたい本あったら
何冊積んでいようとも買ってしまうかも知れない
間違いなく買うな


今週が先週になっちまっただよ

4月1日からNoteをはじめて、毎日投稿できんじゃね?と、安易に思ってたら楽勝でムリでした。楽勝とムリって全然大丈夫みたいで落ちつかねぇな。楽負でムリ?いやそも楽はつかないんか?どうでもいい?どうでもいいな。

これもほんとは日曜の夜に公開しよー。と軽く思いつきで書きはじめ、うん?入力はじめ?書きはじめでいいか。

書きはじめたら全然書き終わらないし、4000字超えたし、日曜日終わったし、もう誰にむけて書いてるのかも、なんで書いてるのかも、ロスト気味。
さすが迷子になるし溺れるし。名は体を表すとは、先人はうまいこと言うたね。
ポンコツすぎん?

まず文体がさだまさしじゃない。定まらんのがポンコツだよね。しまったポンコツ話しだしたら止まらないんだ。ポンコツは一旦、置いておこう。締めたいのよ。この記事を。


はい。じゃあ「今週の何読んでんのさ」はこの辺で終わりにします。
長い文章、最後までおつきあいくださいましてありがとうございました。
来週は日曜の夜に間に合うように「何読んでんのさ」お送りします。

したっけね〜、おやすみ〜


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