社長はアドバイスを求めていない
先生型コンサル
みなさんは、友達とか家族から「アドバイスが欲しい」といわれたときにどうしますか?一般的にアドバイスとは、こうした方がいいとかこれはやらない方がいいとか「助言」するイメージではないかと思います。
コンサルタントというと、まさに「助言」してくれる人みたいなイメージをもつ人は多いと思います。実際に「先生」として助言や指導をしているコンサルタントが多いのも事実ですが、自分がやっているコンサルは、一般的な先生型スタイルとは少し異なっています。
パートナー型コンサル
先述の「先生型」コンサルに加えて、「パートナー型」コンサルという考え方があります。これは何かというと、先生型のように指導して企業をより良い方向に導くというよりも、経営者と伴走しながら最適解を一緒に探していくようなスタイルです。
弊社のお客様は基本的に企業で、その中でも経営者を相手にしています。そもそも経営者というのは自分の考えがあって、他人にとやかく言われるのを好まない人が多いのが事実。仮に「アドバイスして欲しい」と言われてその通りに助言したとしても、自身の腑に落ちてないとなかなか行動に移れないことが多いです。
思考整理が重要
では、このような経営者が何を求めているかというと、本人も気づいてませんが実はアドバイスが欲しい訳ではなく本質は「自分の思考の整理をしてほしい」だったりします。自分の思考から導いた答えであれば、結果的にそれが行動に移りやすくなる。なので自分は、思考整理でそこにたどり着くまでのお手伝いをする感じですかね(その過程で提案や着眼点の提示などをすることはあります)。
実はこの思考整理には「型」があって、自身がパートナー型コンサルタントで、本も何冊も出されている和仁達也氏から自分は直接その「型」を学んでいます。
実際に長年にわたって結果を出されている方なので、この「型」は実証されており当然自分も結果に結びついています。
表題の写真は和仁氏の書籍ですが、難しいことを極力簡素化した「型」となっているので、プロでなくても活用できる内容になっていると思います。興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか。
いいとこ取り
先生型・パートナー型のどちらがいいのかというわけではなく、自分はお互いの相性や抱えてる問題・課題によって使い分けたりハイブリッドにしたりしています。飲食店のサポートに入る際はどうしても先生型になることもあるので。
大切なのは結果です。