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「子育てきずなメール」基本原稿制作監修チーム 一問一答①和座一弘医師

NPO法人 きずなメール・プロジェクトでは、
すべての新しい命の誕生に対し、社会全体から「おめでとう」の言葉があふれる世界を目指しています。
その実現のために、子どもの権利条約の精神にのっとり、養育者の孤立を防ぐことで、子どもの育ちを支え、「子どもの最善の利益」の実現を目指す事業を展開しています。
私たちの事業の特徴は「きずなメール原稿」という、複数の専門医が監修した、妊産婦さんや乳幼児の子育てをしている家庭やその家族に向けたテキストメッセージを、主に自治体と協働して対象者に届けています。
(詳細は https://www.kizunamail.com/about/ )

妊娠週数やお子さんの月齢に合わせた、行政の支援情報も一緒に届けます。
(導入自治体は、https://www.kizunamail.com/activity/government/  )

「原稿」なので、配信方法は問わず、LINE、twitter、メール、アプリ等様々なツールで届けることができます。

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「子育てきずなメール」は、現在7名の医師が制作監修しています。
・きずなメールと関わり始めたきっかけ
・きずなメールの推しポイント
・子どもを取り巻く環境で感じていること
・これからのきずなメールに期待すること
を伺いました。

「子育てきずなメール」基本原稿制作監修チーム・和座一弘医師 一問一答

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内科医・プライマリケア医 和座 一弘先生 千葉県松戸市・わざクリニック 院長


Q:「子育てきずなメール」制作監修に関わり始めた経緯は?
A:2011年頃、日本プライマリ・ケア連合学会で東日本大震災支援プロジェクトに関わっておられた石橋幸滋先生のお声がけから。被災地で情報的に孤立した母子をどう支えるか課題が明確になり、プッシュ型の「メール」が注目された。石橋先生がこの課題感で活動する中で、大島さんともつながった。

Q:きずなメールの「推しポイント」は?
A:7人もの現場の医師が信頼性を担保している点。総合医と小児科医、産婦人科医、そしてNPOという多様でユニークな個性が集まりながらも、フィロソフィーは共通している。昨年からは歯科医、栄養士との多職種連携も始まった。医師がNPOや基礎自治体、地域の医療機関等が、テキストメッセージの中で連携できるのが魅力。

Q:子どもを取り巻く環境で感じていることは?
A:格差が広がっている。虐待もある。そういうことを皆でどうにかしていくことが必要で、きずなメールも解決策の一つ。事業や活動を通じて、いろんなものを現場の中から見つけて提案していくことが大事。

Q:これからのきずなメールに期待することは?
A:子ども庁ができるように、子育てする世代を支えるのは全社会的な重要課題。子育てきずなメールがその一助になれば嬉しい。

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