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絆コイン

絆コイン(KIZUNACOIN)は2019年9月までKIZUNA GLOBAL inc(旧運営)が運用していた仮想通貨である。現在旧運営は内部抗争の末詐欺行為が明るみになり消滅している。2020年8月より旧運営に放置されていたKIZホルダーたちを救済するため新運営 The KIZ Association(以下、TKA)が発足し救済活動が開始されている。TKAの前身はKIZホルダーたちによる被害者の会だった。

TKAは米Los Angeles, Little Tokyo に本拠地を構え多国籍な人種で組織された非営利の協会である。救済活動が完了した後2021年法人化が予定されている。

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<現在の状況>

旧運営の代表は現在大口の出資者、多くのKIZホルダーから訴えられ行方をくらましている。また旧運営メンバーに至っては詐称並びに偽証行為に加担、または知っていたにも関わらず実行された蛮行を黙認していた事実があり現在一部のKIZホルダーたちによって身元など調査が行われている。

旧絆コイン(KIZUNACOIN DAG)は海外の取引所Bit-Z(KIZ/BTC)でのみ売買が可能である。2020年内に新しい絆コインへ救済スワップが予定されている。暗号通貨最大の利用価値「送金と受金」を行うサーバー(Explorer)は旧運営が長く放置した結果消滅してしまった。その無責任な行為に批判が殺到している。そのため、Bit-ZのKIZは他取引所やKIZUNACOINウォレットにトランスファーする事は二度とできなくなり、特にKIZUNACOINウォレットにKIZを保存していた多くのKIZホルダーたちは大きな損失を被った。

TKAの公式アナウンスによると唯一Bit-ZのKIZ/DAGだけは救済が可能であるため、新しい絆コインを開発し救済を続行することになっている。現在Bit-Z内で流通しているKIZは約30億枚程度と言われている。 しかし旧運営は最後の公式発表で133億KIZをロックアップしていると公言している。この枚数の差異に対し旧運営からの説明は一切ない。

説明がないのではなく、説明のしようがないと憶測される。もし旧運営のKIZアドレスにある枚数が明るみにでれば被害者であるKIZホルダーたちからの訴訟が増える事は免れないと予想される。