先輩押し付けはなしですよ

 「先輩。押し付けはなしですよ。先輩こそ好きなら好きって言ってください」

 先輩とは実は、学生時代からの付き合いだ。むしろ会社に入れたのも先輩が今の会社に推してくれたから、だから会社に入ったと言っても過言ではない。先輩がいないければ、僕はなかなか仕事に入ること、できなかったぐらいだ。だから先輩には感謝している。感謝の言葉でいっぱいなのだ。入ってから先輩との距離が遠いのだ。遠いっていうか、あまり話さなくなったのだ。先輩がある日近づいてきたのだ。何かと思えば、仕事の内容の話だ。先輩が聞いてきたのだ。普通僕が聞くイメージだけど先輩が聞くなんて、先輩にとって苦手だったのかなぁ?僕も苦手なんだけど、苦手なんだけど、でも先輩の頼みだから、やるしかない。やるしかない。でも無理だよ。無理。
 先輩にあやまるしかないと、思ってあやまると、そっか苦手だっかって、言ってきたのだ。先輩は、
「苦手でも、やろうとしてくれてありがとう。苦手なら言って欲しかったなぁ」
と、言ってきたのだ。
 その日以来話すのだ。先輩は毎日用事なくてもさりげなく話してくるのだ。
「お前もしかして,僕のこと意識している?」
と、
「なんでですか?」
「最近チラチラ観てくるからだから気にしているのかなぁて」
「そんなわけないじゃないですか?」
「あるよ」
「先輩。押し付けはなしですよ。先輩こそ好きなら好きって言ってください」
「お前覚悟しとけよ。僕は好きだ」
と、言って
「僕の家に来い」
と、言ってきたのだ。
 僕は先輩の家に着いたのだ。先輩が僕をベッドに倒して
「今からお前は僕のあやつりになる可能性が高い。僕に好きを言わせた以上。僕の餌食だよ。餌食だから逃さない」
と、言われてキスをされたのだ。僕は先輩の顔を見つめると、
「可愛い顔になって,僕を誘うなんて、そんなにやってほいのか?もっとやっていいか?」
「先輩やって欲しいなんて思ってないんだけど」
「言っただろう。好きと言わせた以上お前は僕の餌食だって」

「だけど・・・」

と、言うけど先輩は聞かないのだ。さらにキスをされて、僕は脱がされたのだ。僕は、

「先輩ガチなんですか?」

「本気だよ」

「こしょばしいです」

「まだ触ってないじゃん」

「僕は敏感なので、近づけただけでも感じます」

と、言うと

「そうなのか。少し待って」

と、言って自分も脱いだのだ。そして触って来たのだ。

「先輩。あっん」

「可愛い」

と、言われて、さらに触られるのだ。

「先輩どこ触っているんですか?そこは・・・」

「そこは・・・?」

「ダメです」

「ダメっていうところこそ、気持ちいいところだから、自分のから破ったほうがいいよ」

「からのからが違うだろ」

「はぁはぁ面白いねぇ」

「面白くないです。せ、先輩・・・」

「気持ちよくなって、僕に可愛いところ見せてでも今も可愛いよ」

「せ。先輩・・・」

 次の日、先輩の家?僕がびっくりしていると、先輩が説明して来たのだ。先輩が同棲をお願いして来たので、同棲したのだ。先輩が幸せそうで何よりです。

#創作大賞

#BL

#オリジナル小説

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