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*オリジナル小説

 先輩と僕は、小さい頃の友達だ。しかも家族も仲がいいのだ。しかしある日先輩と喧嘩したのだ。僕が小学校六年生の時、先輩のゲームを壊してしまったのが原因なのだ。何で壊したかって、手から滑り落ちてしかも硬いところに落ちてしまったから僕は謝ったし、家族に無理言って、新しいゲームを買って謝っても、距離が広がったのだ。家族も心配してくるのだ。家族も唯一の友達だって大人は大人で勝手に結ばればいい。子供にまでそんなこと押し付けるなって怒っていたこともあるのだ。

 先輩と同じ会社になったのだ。ましては隣同士なのだ。僕は、距離をとっていたのだ。先輩は周りから

「教えてあげなさいよ」

と、言われたのだ。先輩は

「はいはい」

と、言うものの顔は少し嫌だそうな顔しているのだ。

 僕は、何故か知らないけど、会社拒否が起きたのだ。会社にも行けないし、起きるのも辛くって、寝込んでいたいのだ。すると、誰か入ってきたみたいだ。僕は

「誰ですか?」

と、言うと

「僕だよ。僕郁側 生人(いくがわ いくと)だ」

「何で先輩がいる?」

「お前の家族に、お前が会社に来ないこと話して、何か知っているかと、聞いたけど、分からないって、会社来ないから不安のこと伝えて、お前が今どこにいるのか聞いてきた」

と、僕は、先輩と聞いた時から震えているのだ

「先輩。先輩拒否が起きているのかなぁ?震えが止まらない」

と、言うと

「ちゃんとお前に話したい。拒否反応だろうけど、聞いてくれ」

と、

「はい。聞きます。話してなんですか?」

「僕の方こそごめんなさい。あの時。あのゲームの件の事。僕の中に葛藤がありました。壊されたショックが強すぎて、僕自身でお前はわざとに壊してないことわかっているし、わざわざ家族に頼んでまで謝罪したから許したい気持ちがあったけそ、それでも、許せない自分がいて、それでお前を怒って僕は最低なやつだなぁって、思った。お前も距離をとっていた。僕は、仲直りしたいと思ったけど、詰め方が分からなくなっていた。もう一度距離つめたい」

と、

「先輩僕も実はショックでした。ゲームを落とした時は、先輩に嫌われるんじゃないかって、嫌われたくなくって、謝ったけど、怒ってきた時は、やっぱ嫌われたんだって思って、悲しくなった。だって嫌われたくなかった。何で嫌われたくないって、思っていたのか考えた時に、僕は先輩のことが好きだって思った。だけど、好きだったって過去形かもしれない。今は分からないけど」

と、言うと

「いきなり告白か?」

「告白じゃないです。思いです。だって好きだったもん」

「じゃぁ僕のことどのくらい好きだったか教えて」

「どのくらいって分からない?」

「じゃぁ今からもう一度好きになってください」

「それはできないです」

と、言うと

「じゃぁ無理矢理好きになってもらおうかなぁ?」

「無理矢理なんて嫌です」

「無理にはさせない。でもどのくらい好きだったかは知りたいなぁ。いいかなぁ?」

と、いきなりキス

「っん。先輩何するんですか?」

と、言うと

「もう一度いいなかぁ?」

「いや・・・っん」

「どうやられるの」

「もう分からないです」

「そっか。じゃぁもうちょっとレベル上げていい?」

「いや、これ以上は・・・」

「気もちよくさせるよ」

「先輩・・。気持ちよくさせなくてももう気持ちよくなってます」

と、言うけど

「じゃぁもうちょっと」

と、言って服を脱がせたのだ。全裸にされた僕は抵抗もできないのだ。自分も脱いできて、体を触られたのだ。

「先輩くすぐったいです」

と、言うと

「それぐらいがちょうどいいさぁ」

と、言われて気持ちいいと言われるところ触ってきたのだ。

「ひゃっ。先輩、どこ触っているんですか」

「どこって気持ちよくなるところ」

「触るなんて、な・・・」

と、先輩も納得したのか

「今日は、ここまでにしてあげる」

「ここまでっていつかまたやるんですか?」

「うん」

「えー」

と、言うと

「お前が好きだって言ったからだよ」

と、言ってきた。

「先輩も素直になってください」

と、言うと

「分かったなるよ。お前のこと好きだよ」

と、言われたのだ。

 先輩と話せたおかげで、仕事復帰したのだ。先輩も話しかけてくるようになったのだ。

 そして同棲も始めたのだ

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#BL

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