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私たちの、時間軸の長いこと|木津

めちゃくちゃ止めてたごめん。
前回の更新は2023年5月9日のあなたの投稿でした。ちょうど1年前ですね。

前回のあなたの投稿が、地震について書いていることもまた思うことありますね。この地震から7ヶ月後にもっと大きな地震があって、珠洲の状況はすっかり変わってしまった。

いや珠洲の状況もそうだけど、このあとあなたの妊娠が判明し、俺は転職をし、あなたは休職し、2人で名古屋の鯉江家でお世話になり、要が生まれ、金沢に引越しをした。

ざざっと書いたけど、この1年はやっぱり怒涛だったよね。

こないだ平塚の淳さん(@katsumatajun)と話したことをキッカケに、あなたとこのnote(キヅコイエ)の話をして、「更新してなくてごめん」って思ったんだけど、同時に「あれ、今だったら何の抵抗もなく書けそうだな」って思ったんだよね。

なんでかなと考えてみたんだけど、それは我々の関心の中心が、「相手との、時間軸の短いこと」から脱したからではないかと思う。少なくとも俺はそう。

当時はまだ同棲・結婚して1年も経っていなくて、一緒に生活する中での「習慣の違い」や「気分の浮き沈み」をすり合わせしている段階で、この"文通"でもそういうことを書いていたんだけど、直接話していることをweb上でも書くっていうのが自分の中であまり上手くできなかった(しかも、ここに書くときには大体解決していた)。

でも今は、子供が生まれたことで新しいすり合わせ事項は当然あるにせよ、もう少し時間的猶予のあることを考えられるようになった気がするんだよね。住む場所のこととか、いつかやってみたいこととか、子供の未来のこととか。

「相手との、時間軸の短いこと」から、「私たちの、時間軸の長いこと」とでも言えばいいのかしら。そんなことを思い、ふと今日久しぶりに書いてみたのでした。

でぐもがくれたきびだんご。みんな遊びに来てくれて嬉しかったね。

(木津)

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