相場の本質 つれづれ

雑記です。

FXを始めたときは相場の本質はトレンドにあると感じていました。

だから方向感とか値幅とか目標値とか好きで考えていました。

いま、改めて考えると

相場の本質はレンジの気がしています。


注意してほしいのですが、トレードの本質と相場の本質は

イコールじゃないです。

トレードの本質はトレンドに乗ることでいいです。

ただ、相場の本質はレンジだと思います。


何を分けたくてこの2つの言葉を使っているかというと

正常な状態がトレンド状態かレンジ状態かということ

私は相場の正常はレンジだと思います。

相場がトレンド状態という時は異常事態という事になります。

お金儲けを考えて、トレンドで仕掛けたいからトレンドばかりを

追ってしまいますが、それがそもそもの間違い。

異常事態を追うのだから繰り返せるわけない。

買って負けてを繰り返して

レンジで吐きだす


本当は、正常なレンジの動きを狙うべきなんです。


そもそも為替は交換レートです。

そんなもののトレンドを追っかけてどうするんでしょうか。

交換レートが上がり続ける下がり続けるなんて言うのは異常です。

それを信じる人もまた異常です。


キャベツ1つ100円というのも交換レートです。

これが次の日105円なら、ずっと続くと思って

買い占めんのかってこと。

それはもうヒステリックでしょ。

狂気でしょ。


私は数十人に教えましたが、

上手く行かない人ほど

トレンド状態が正常だと考えている。

過熱していくはずだから、

乗り遅れちゃうから、

こういった言葉は、トレンドを求めて出る言葉です。


デイトレードの相場の例を覚えているでしょうか。

バンドワゴン(楽隊車)が賑やかに進んで行く様子を思い浮かべて欲しい。耳に心地よい音楽がバンドワゴンのスピーカから流れてきてはいるが、バンドワゴンの後ろについて思う存分楽しんで盛り上がっているのはごく少数の人々である。音楽は大きな音で鮮明に鳴り響き、沿道にいる傍観者たちは甘い音楽に抗することができず、盛り上がっているように見えるパーティーに飛び込んで行く。傍観者たちが次々とバンドワゴンの後ろに参加していくなかで、当初パーティーの始まりを楽しんでいた人々は離れて行く。後からパーティーに参加してくる人々が増えてくるに従って、バンドワゴンは同じペースで前に進むことが困難になってくる。バンドワゴンの進行速度は徐々に遅くなり、陽気な騒ぎを見物していた傍観者のさらなる参加を可能にする。群衆はさらに大きくなる。酔っ払った群衆に囲まれてバンドワゴンが前に進めなくなるまで群衆は拡大を続ける。やがてバンドワゴンは完全に停止する。バンドワゴンが全く動かなくなると、さらに群衆が膨らんでいく。それも当然である。この時点でパーティーに参加することは極めて容易である。パーティーに加わろうとする人々はもはやバンドワゴンに飛び乗る必要もなく、何の苦労も要しない。しかし、バンドワゴンの本分は前に進むことである。停止しているバンドワゴンは不自然なものであり、したがって、その状態は長続きするものではない。

バンドワゴンは前に進もうとするが、進むことができない。

バンドワゴンの後ろに群がる群衆の数があまりにも多すぎる。

バンドワゴンは何とかこの重荷を振り払わなければならない。

そう、バンドワゴンはバックし、数人をなぎ倒すのである。

音楽が鳴り止む。群衆の中に困惑した顔が見える。何が起こっているのかがわからぬうちに、再びバンドワゴンは先程よりも乱暴にバックする。さらに多くの人々が放り出される。そして、現実が目の当たりになる。突如として餐宴は悪夢に変わり、パニックが生じる。ある者はバンドワゴンから飛び降りて死んでしまう。さらにバンドワゴンがバックすると、酔っ払って足許のおぼつかない人々が地面に投げつけられる。この時点で、わずかな、熱狂的なバンドワゴンのファンのみがつかまっている。彼らの命は非常に細い糸にかかっている。完全に自由になることができないまま、バンドワゴンはアクセルを全開にする。この最後のバックはあまりにも荒々しく、最後までバンドワゴンにしがみついていた人々は振り落とされ、地面に叩きつけられ重症を負ってしまう。

この時点で新たな傍観者の一群がどこからともなく現れる。彼らは酔っ払っておらず、平静である。彼らの一挙手一投足は、今しがたの惨劇に関わっていなかったためか、力強く、はっきりとしたものである。彼らは誰なのか。その新しく見える一群は決して新しい顔ぶれではなかった。その一群はパーティーが荒れ狂う前に静かにその場を離れていった人々だったのである。倒れている傍観者たちは、さらに衝撃的な事実を知る。彼らはパーティーの最初の頃に参加していただけではなく、パーティーを始めた人々であったのである



デイトレードは、本当にいい本ですよね。

これね、

新たな傍観者の一群はパーティーを始めた人々であった

この人たちね

この人たちは、バンドワゴンがずっと進んでいくって思っていないんだよね。

つまりトレンドが正常だと思ってないの。

そして、ずっと進んでいくと思っている人を”酔っ払った群衆”って

呼んでいるの。

こういうのも読み飛ばす人はテキトーに読むからね

大切なものも素通りしちゃうね。


ここで一回、その酔っぱらった思想を捨てて

考えてみて

トレンドかレンジどちらが相場の本質か。



株とかビットコインは別だからね。

ああいうのはそのものに価値があるから

トレンドが本質でもあり得る。

だけどFXは別。

通貨はそのものに価値が無いから

トレンドが本質にはなりえない。


引用

チャールズ・ダウ(1851年~1902年)はアメリカが西部開拓に沸いた19世紀後半に活躍した金融ジャーナリストです。米国において初めて体系的なチャート分析理論を構築した人物として知られ、金融専門紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』を創刊し、1896年にはダウ・ジョーンズ工業株平均株価を開発しました。
彼が構築した「ダウ理論」は株価だけでなくFXの値動きにも十分通用するものなので、6つの理論を株ではなく為替レートに置き換えて概観しましょう。


株価だけでなくFXの値動きにも十分通用するものなので


こういうFXをやっているのかやっていないのかわからない文章に

刷り込まれてる


FXのほとんどの人は、この刷り込みの中生きている。

だから、私は酔っぱらっている人に向けて発信しているのと同じ。

ここまで言って確かめようとしない人は、

泥酔状態。

目を覚まして、考えを変えれる人はほろ酔い。


私はほろ酔いの人にしか役に立たないと思います。

あなたがほろ酔いでありますように。


以上。



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