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氣づきの国語辞典「骨」編

「ほね」の象形と「切った肉」の象形から肉体の

格となっている「ほね」を意味する、「骨」とい

う漢字ができた。

太占(ふとまに)とは牡鹿(おじか)の肩甲骨を波

波迦(ははか)という樹皮を炭火にしたもので熱

し、その町形(まちがた、骨の表面の割れ目の模

様)によって占うこと。

古事記では天の岩屋戸の段に登場する。

『古事記』では、伊弉諾尊(いざなきのみこ

と)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が国土生成

の折りに、いかにして良き子を得ることができる

か天つ神(あまつかみ)に問うてみたところ、

太占を用いて教えてくれたとある。

現在は東京都青梅市の武蔵御嶽神社の「太占祭」

と、群馬県富岡市の一之宮貫前神社の「鹿占習俗

」の2つを残すのみとされている。

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