氣づきの国語辞典「メシ」編
召→「刀」の象形と、「口」の象形(「いのり」
の意味)から、神秘の力を持つ刀を捧げながら、
祈りを唱えて神招きをすることを意味し、そこか
ら、「まねく」を意味する「召」という漢字が
できた。
飯→「食器に食べ物を盛りそれに蓋をした」象形
と「崖と手の象形」(のしかかる岩のような重圧
を手で「かえす」の意味)から、穀類を煮え返ら
せて作った「めし」を意味する「飯」という漢字
ができた。※「飯」は「飯」の略字。
飯依比古(イイヨリヒコ)はイザナギとイザナミが
最初に生んだ島が淡道之穂之狭別島(アワジノホ
ノサワケシマ=淡路島)で次に生んだのが伊予之
二名島(イヨノフタナシマ=四国)。
その伊予之二名島には四つの顔があり、その一つ
が現在の香川県にあたる飯依比古(イイヨリヒ
コ)である。
イイヨリヒコという名前は「穀物が集まる」とい
う意味がある。
その飯依比古(讃岐国の国魂神)を御祭神として祀
るのが香川県は丸亀市にある飯(いい)神社。
式内社で旧県社。讃岐国の国魂神
少彦名命も御祭神となっている。
讃岐富士とも呼ばれる、秀麗な飯野山(421
m)の南西の麓に位置する。
香川県には有名な金刀比羅宮の他にも魅力的な神
社がまだまだありそう!
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