氣づきの国語辞典「宵」編
「屋根・家屋」の象形と「小さい点」の象形と
「欠けた月」の象形から、月の光がわずかに窓に
さしこむことを意味し、そこから、「よい(日暮
時)」を意味する「宵」という漢字ができた。
大阪市浪速区にある今宮戎神社。
十日戎が有名。
十日戎とは、漁業の神、商売繁盛の神、五穀豊穣
の神として有名な「七福神」の戎(恵比寿)様を祀
るお祭りのことで、毎年1月9日から3日間行わ
れ、9日を宵戎(よいえびす)、10日を本戎(ほんえ
びす)、11日を残り福という。
江戸初期の俳人小西来山の句集で今宮のことが書
かれているほか、中期の大田蜀山人の紀行文にも
十日戎が記され、また浄瑠璃「艶容女舞衣」では
十日戎が重要な背景として設定されている。
十日戎の笹は、孟宗竹の枝で、群がって生える笹
ではない。竹 は古代から、文学、美術、芸能、
民具など日本人の生活とは密接な関係を保ってき
ており、中でも竹のもつ清浄さ、根強さ、節によ
り苦難に耐え忍ぶ姿、冬も 青々とした葉を付
け、更に竹林の生命の無限性、旺盛な繁殖力な
ど、そこに強い生命力と神秘性を感じとり、神霊
が宿ると信じてこられた。
十日戎の福笹に付ける「吉兆」は、「きっちょう」または「きっきょう」とも呼ばれるが、神社
では古くから「小宝」といい、あわびのし、銭叺
(ゼニカマス)、銭袋(ゼニブクロ)、末広、小
判、丁銀、大福帳、烏帽子(エボシ)、臼、打ち
出の小槌、米俵、鯛などを一まとめにしたもの
で、「野の幸(サチ)」「山の幸」「海の幸」を
象徴している。
古来「市」とは聖なる山の神「みやげもの」を山
の神の使いである山人が里へもってくるところ
であった。その聖なる山の神の「みやげもの」を
我先に受け取るか、あるいは里の物と「すりかえ
る」のが市の交換と呼ばれるものだった。
この交換と引き換えが「かう」と云われていた。
神社へ参拝すると授与品を受けてくるのは、この
形式が残っており、受けた「もの」の中にこもる
「御神徳(ゴシントク)」つまり「おかげ」をい
ただく信仰を受け伝えている。
最近、大好きなお店、堀江にある一丁さん
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のマスターに勧められて青竹踏みはじめた
てらっち校長でした。
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