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氣づきの国語辞典「ラン」編

蘭→ 「並び生えた草」の象形と「左・右両開き

の戸の象形と袋に物を閉じ込めた象形」から、良

い香り・美しさを閉じ込めた草「らん」を意味す

る「蘭」という漢字ができた。

欄→ 「大地を覆う木」の象形と「左右両開きにな

る戸の象形と袋の両端をくくった象形」から、

「木を横に渡したしきり」、「わく」を意味する

「欄」という漢字ができた。※「欄」は「欄」の

略字。

乱→ 「糸を上と下から引っ張る」象形(「みだれ

る」の意味)と「乱れた糸の端」の象形から、

「みだれる」、「みだれ」を意味する「乱」とい

う漢字ができた。※「乱」は「亂」の略字。

覧→ 「しっかり見開いた目の象形とたらいを覗き

込む人の象形と水の入ったたらいの象形」と「大

きな目の人」の象形から、「みる」、「よくみ

る」、「ながめる」を意味する「覧」という漢字

ができた。

三重県は松阪市にある蘭宇氣白(あららぎうきは

く)神社。創始については明らかではないが、

明治末期の一地区一社の合祀令により、宇氣郷地

区の氏神として、蘭神社(柚原町)、宇氣比神社

(与原・後山町)、白山神社(飯福田町)の旧村

社を合祀、各社の社名を取り組み合わせて社名と

した。蘭神社のアララギについてはこの樹木に対

する信仰が大変篤く、境内には六樹が存し、それ

が地名神話にまで発展したと伝えられている。

また、明治22年の町村合併で「宇氣郷」という

新村名が作られるが、その由来はこの地域周辺に

多く宇氣比神社が分布していたことによる。

宇氣比神社は、ウケイ神話によって須佐之男命や

八王子信仰、さらには蘇民蒋来信仰と強く結びつ

いていったものと考えられている。蘭と氣が入っ

てたので今日にぴったりの神社だなと思った。

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