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流しの国語辞典「綾(あや)」編

撚り糸と片足を上げた人の下に下向きの足が

あり、飛び越えるという意味がある。

「凌」にもある「盛り上がった氷」の意味から

織物で氷のような模様が織り込まれた物を「綾」

と呼ぶようになった。

「言葉のあや」も「言葉の綾」と書く。

「技巧的な、飾った言い回しのこと」をいい、

「誤解を招いた際の弁明」という意味はない。

言葉を編む、言葉を紡ぐ。

言葉を選び、伝え、与えられる行為は

織物を織り進めるようだ。

コミュニケーションとは参加者と編み合う芸術

作品なのかもしれない。

日本には昔から大和言葉や言霊といった清く

美しいものが存在する。

自分が使う言葉の質によって自分や相手に氣を

充電することができる。

ありがとう。

有り難い。

今目の前にある全てのことは移りゆくはかない

もので、有ることが難しい(レア)。

そんなレアなものに見聞きし、触れられる機会を

得られたことに感謝する氣持ち。

今日もこの世に存在できること。

こうやって投稿できること。

全てが有り難い。

#流しの国語辞典
#流しのがっこう
#流しの国語教師

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