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はたなかまさる「旅立」

自主制作30cmLPレコード(500枚限定)

なぜ、このレコードを持っていたのでしょうか?
恐らく40年近く前、仕事で訪れた福井の小さなレコード店で、モノクロのシンプルなジャケットに惹かれ購入したのでしょう。
今久しぶりに聴いてみて、その素朴な「うた」に改めて強い感銘を受けました。そう、このレコードには紛れもなく懐かしい「70年代の香り」が込められていたのです。

はたなかまさるは福井のシンガーソングライター。
高校卒業後ギターを手にし「冬の街」などの多くの作品を創作しましたが、その後はブランクを迎えてしまいます。3年後、ある題材に接して「旅立」を作曲したのをきっかけに、このアルバム創作に至ったということです。 
全曲の作詞・作曲は、もちろんはたなか自身がつとめています。スタッフは全て彼の友人たちで、その音楽性はなかなかのもの。ジャケ解説を務める友人の谷川正雄は、次のように記しています。
「彼(はたなかまさる)にとっての「四つ葉のクローバー」とはギターと、多くの友人達、そしてこの500枚のアルバムとそれに聞き入ってくれる人達」

私はこのLPを2枚持っていたため、メルカリに出品したのですが、はたなか氏がそれを知ったらさぞ驚く事でしょうね^_^
他ではまず入手出来ないレア盤ですが、もし巡り合う事が出来たら、是非はたなかまさるの青春の響きを共有してみて下さい。

はたなかまさる「旅立」(1979.8/みゅーじっく・がれーじ)

愛の世界
旅立
ホット・ケーキ
IMPRESSION LOVE
春景色
冬の街
思いがけない別れ
水色のクレヨン

JUNE -6月の花嫁-
風の中の出来事

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