見出し画像

7月6日 投資の際に気になるならない国際国内ニュース

東京五輪も間近に迫る中、五輪開催が日本経済の足を引っ張ると想定の元、保有株をどうしようかああしようかと思案中の今日この頃でございます。それにしても米国市場が休場だと日本株は動かないなあ。
そんなトホホで株式運用がいまいちな私が個人的に気になるニュースを引用しながら私の勝手な自己流分析、解説にもなっていない解説をしていきます(なんのこっちゃ)。ちなみに私の愚痴や文句も入ります。
私は高卒で金融の知識持ち合わせておりません(簿記3級と生産管理の仕事で工業簿記ほんの少し程度の知識)。よって以下文章に一切の責任を負いません。投資は自己責任・自己判断で。


5日NHK配信:都議選、自公で過半数届かず
7月4日に行われた東京都議会選挙は過去2番目の低投票率でありながら自公が過半数に届かず。普通、投票率が下がれば組織票を持つ自民・公明はそれなりに躍進してもいいところだが、都民ファーストがそれなりに踏みとどまった◆今回の都議選で注目したいのが国民民主党の獲得議席ゼロ。支持基盤として連合加盟の有力労組があるとはいえ、東京においては全く機能しなかったというべきか。このままでは、オリンピック後と言われている衆院選挙も危うい◆造船業の衰退に三菱電機長崎製作所の不正検査で味噌をつけた三菱系企業労組の支援も今回は期待できないことから国民民主が小選挙区で議席を有する長崎1区がまず一番危ういか。高炉が1基稼働中止となった旧住金和歌山製鉄所を抱える和歌山1区も厳しい◆今回の結果をそのまま衆院選の予想に当てはめるべきではないが、衆院選における自公は過半数を維持するのがかなり苦しいのでは?と予想。衆院選終了後は維新も含めた自公維連立政権になるのではなかろうか。


モスクワ発5日時事電:ロシア、新安保戦略承認
今回の新安保戦略において記事では「外交では中国とインドとの関係を重視する方針を明記」とのこと。インドと中国が対立する中での両国を明記したことはロシアとして中国に対する警戒感もありインドとの外交重視を表明したと捉えるべきか。元々、旧ソ連時代から現代までインドとロシアは友好国。印露間の軍事交流は今年に入ってからも盛ん。6月末にはロシア製原子炉を使用する原発建設も着工◆ロシア側から見るならば、ロシア周辺国にちょっかいをだすNATO加盟国へ軍事的重圧をかけるためには4200kmに及ぶ中露国境での軍事的安定が重要。インドへの経済・軍事協力を続けることは中国の軍事力を南方に割かすための計略とみるべきか。


5日新華社=AFP電:上半期、中国~欧州間国際貨物列車輸送量増大
記事の中で注目したいのは、中国からの輸出貨物。記事中「液晶ディスプレー、ノートパソコン、自動車部品などの高額商品が大幅に増えた」とある。単純に考えるならこれから欧州における個人・企業の更なるIT化、自動車需要の増大が考えられる。特にコロナ禍においては宅配の存在感が増したが、宅配に使われる自動車も不足気味かつ労働者も不足気味◆輸入貨物については木材・精鉱・自動車が中心とのこと。中国当局の発表した6月の中国サービス部門購買担当者景気指数は50を微少に上回る程度で失速感が伝えられる中国経済だが、製造業、建築・不動産などはまだまだ堅調とみるべきか、それとも輸入品が過剰在庫となるのか?


1日不景気.com配信:グローセル、希望退職者募集
半導体不足の影響もさることながら、会社の体質強化のため、45歳以上の従業員に退場を願いたい、といったところだろうか◆ルネサスが好調の中での今回のリストラ、背景をもっと知りたくなる気になる記事。


東京発5日ロイター電:日銀経済報告、中四国の景気判断引き下げ
日銀のさくらレポートの詳細は→『地域経済報告 さくらレポート(2021年年7月)』◆雇用・所得の項目で日銀の報告では全国すべてが「弱い動き」。思ったほど雇用・所得環境が良くないのでそれが個人消費のあまりよろしくない判断に影響を与えているか◆機械生産等好調なところは海外需要の恩恵をもろに受けている。海外の需要に応えるための設備投資も盛んに行われている模様◆オリンピック終了後のことを考えると、今年の冬まで日本国内での消費や需要にあまり期待できない感じの報告と受け止めているが、この先どうなることやら。


5日共同電:消費税収最大に
景気が好転し、所得が上がり、消費活動が活発になれば税収はもっと上がるだろう。その為にはコロナワクチン接種を急がなければいけないのだが、自公政権にとっては五輪開催が今のところ大事なようだ◆五輪後の経済対策を見据えなければいけないのだが、半導体をはじめとする最先端技術への優遇策などが実施されるか?それならば消費税10%は我慢できるが、地方新幹線や道路に訳の分からん箱ものに使われるとしたら個人的にこれほど悲しいことはない。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?