学生団体Likingって??

初めまして。Liking運営の木崎です!
今回は、この学生団体についてより詳しく皆さんに知ってもらいたいなと思い、noteを利用してみることにしました。

今回は、Likingを作った経緯について書こうかなと思ってるので、課題や競馬予想につかれたときとかに、見てみてください!

Twitterのプロフには、

【日本を競馬好きで溢れる場所に】競馬にハマり始めた大学生の方に、スポーツとしての競馬の魅力について教えています!特に、2~3歳の注目馬を中心に、クラシックを盛り上げるようなツイートをどんどんしていきます!

このように端的にかいてますが、実際には、いろんな想いを込めて作ったんです。

まず最初に僕の競馬が好きになった経緯から

僕は小4から競馬が好きで、よく地元の愛知県の中京競馬場に両親に連れて行ってもらっていました。初めて競馬場で見たレースは、ブエナビスタのジャパンカップです。もう駄目なんじゃないかと囁かれていたブエナの復活を、中京の人たちと一緒に「ブエナおめでとー!」と叫びながら見て、その場の雰囲気に本当に感動しました。有馬記念では、オルフェの優勝とともに、好きだったブエナの沈んでいく姿を寒くなった中京で見て、競馬
界の中の一時代の終焉と始まりの瞬間を見ました。そうしていくうちに、皆さんと同じように、どんどん競馬にハマっていくようになりました。

そんな中、競馬の騎手にだんだんとあこがれていくようになりました。競馬場での騎手たちは小さな僕の目には本当に輝いているように見えました。

ですが中学校2年の夏ごろ、僕の夢をぶち壊すような事件が起こります
。その頃は、本当に本当に騎手になりたくて、騎手の乗り方の分析をしたり、(岩田騎手や蛯名騎手の、腰を上下する乗り方もよく研究して、小学校でよくまねしてました。笑)過去のレースを見まくって、神騎乗といわれるレースの動き方を目で追ってみたり、(ダンスインザダークの菊花賞とか50回は見ました!)とにかく、自分のできる事を中学生なりに考えて、実践していました。
そんな中、そろそろ騎手になる条件を調べてみようかと思い、ある曇り空の日に、競馬学校の騎手の条件を調べました。そこで、騎手学校には視力が必要だというのを見たんです。確か、視力0.8以上と書いてあったと思います。当時、実は当時の僕は視力が0.04ほどしかなく、騎手になることはできないなと子供ながらにそこで感じました。これが僕の人生のターニングポイントだったと思います。

そこから約5年間、僕はほとんど何もせず過ごしていました。その時には、騎手の落馬シーンを見たりして、「やっぱりやらなくてよかったー」といった具合に、自分を合理化するようなこともありました。また、中学校になってから次第に周りの友達も、競馬という「ギャンブル」の存在を知り始め、競馬は悪いもの、大人がやって、破滅するようなものというイメージが付き始めました。高校生のときの何でもない会話で、友達が「競馬でお父さんがいっつも負けてるから、ギャンブルの中でも一番嫌い」と言っていた時には、昔好きだったと言い出せずに同調するしかなく、それから自分もだんだんと競馬好きだというのを隠すようになりました。

そんな感じで、ゲームやテレビなどの娯楽をごろごろとやりながら、大学1年になり、ついに一人暮らしをするようになりました。このときの1日は、15時間睡眠して、夕方の3時に起き、スマブラをして7時に、夜ご飯をすきやで食べたらあとはYouTubeを見ながら寝るだけといった感じです。

これではさすがにダメだ。何かやらないとなと、思いついたのは、やっぱり小学校から変わらずずっと好きだった競馬でした。競馬は人を笑顔にしたり、感動させたりすることができる、世界一魅力的なコンテンツだ。だけど、本当に競馬好きな人たちはなぜか生きづらい生活をしている。なんでこうなってるんだろうと布団の中で考えていると、ある考えにたどり着きました。それが、競馬は「スポーツ」としての楽しみ方と、「ギャンブル」としての楽しみ方、2つの楽しみ方があって、今、ギャンブルとしての競馬しか、世間に知られてないんじゃないか。だから、皆後ろめたい気持ちがあって、なかなか声を大にして、「競馬が好きだ」と言い出せないんじゃないかというものです。

これが、僕が学生団体Likingを立ち上げるきっかけになった部分になります。競馬をスポーツとして、老若男女問わず日本中の人たちに広まれば、だれも後ろめたい思いをしなくて済む。「I am liking horse racing!」(私は競馬が好きだ!)といえる世の中になることを願って、この活動を始めました。

学生団体にした理由については、僕と同じような経験をした人たちが大学生に多いんじゃないかと思ったからです。大学生という時期、異性の人とお話しする機会も少なくないんじゃないでしょうか。そんな中、胸を張って開口一番「競馬が好きだ!」って言えますか?言ったとしても、どんなに競馬がすごいか魅力を説明しないとじゃないですか?
少なくとも僕は、こういう経験をもう何度も、なんなら同性ともしてきたので、同じ人がいるんじゃないかと思い、学生団体として活動することにしました。

ここで皆さんに注意してほしいことが一つあります。僕はあくまで、スポーツとしての競馬を知ってほしいという想いでやってますが、ギャンブルとしての競馬を批判しているわけではありません。生活ができないほど、馬券に突っ込む行き過ぎたものについては、さすがにやめた方がいいんじゃないかとは思いますが、趣味の範囲内での賭けに関してはむしろどんどん皆でやっていきたいと思ってます。多分、競馬に一度でも触れたことがある人は皆スポーツとしての競馬も好きなはずです。みんなで、競馬のイメージを変えていければと思ってます。

とは言いつつも、まだまだ立ち上げたばっかりで、皆さんと一緒に、実際のこのコミュニティを大きくしていければと思ってます。これからは、学生団体として勢力を上げていき、イベントをどんどん開きながら、僕たちの活動をまずはJRAに知らしめていきたいと思ってるので、部員として、僕と一緒に広めてくれる人や、外側から拡散という形で応援してくれる人、どんどんお待ちしてます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?