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旅立ちのZ。

アニソンの帝王・水木一郎氏、少年たちの魂を揺さぶる歌声を遺して、旅立ってしまったか。

亡くなるひと月前、長野県の小諸市で催された、車椅子でのコンサートが、氏の最期の舞台となった模様。

アニメソング歌手として売れる以前の食えない時代に、小諸ドカンショ祭りの唄を録音したことが縁で催されたコンサート。

人生の最期のコンサートが、食えない時期の思い出、苦しかった原点に回帰するものだったというところに、いたく感動します。

ある意味、昭和スポ魂アニメの系譜に連なる最期だったのかもしれないとも思うのです。

正義と愛と友情なんて言葉が、昭和の遺物と揶揄されないことを願いつつ、ご冥福を祈ります。Z!

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