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2023/4/4~4/7 本州最後の大遠征!MO茨城・宮城・山形・新潟・福島・栃木・東京 後編

前回の記事の続きです
本州攻略最後の記事となります!




4/6 3日目

3日目の目的はただ1つ、只見線!
何度も挑戦を阻まれた只見線が、本州JR最後の路線となりました
1日かけてただ1路線だけを攻略した、最初で最後の1日です

宿泊したホテルが郡山駅の隣、安積永盛駅の方が微妙に近かったという事もあり、安積永盛駅からスタートしました

安積永盛駅から、かなり遅めのスタート


磐越西線で会津若松駅へと向かい、只見線へ乗り換え
只見線を完乗し、小出駅へと向かいます

本州JR最後の未乗路線、只見線
2011年の豪雨被害により会津川口~只見間が長期に渡り不通に
紆余曲折を経て、11年後の2022年10月、見事に完全復旧を果たした伝説の路線です
通し運行は1日3本という圧倒的少なさに加え
冬は豪雪による運休
春は融雪による運休
夏は台風による運休
が多く、乗車難易度は全国トップクラスに高いです
魚沼市観光協会も観光目的の場合は晩夏~秋の乗車を推奨しており、安定を取るならこの時期にチャレンジしましょう
ついに只見線へ乗車
乗車時間は5時間近くにもなる長丁場
感無量です!


只見線、景色が最高に良かったです!
本州最後のJR路線という事もあり、色々な感情が湧いてきて、しみじみとした気持ちで車窓を眺めていました

山々の間を抜け、只見川沿いをひた走る只見線
もちろん、そこには絶景が広がります
会津川口駅
旅情溢れる駅です
山と川と線路
素敵な風景に心が洗われます…!
本名駅の近く、本名ダム
車窓からダムが間近に臨めます
内陸部に向かうにつれて、積雪もちらほら
ローカル線の良いところを全て詰め込んだような、本当に贅沢な車窓が広がります
只見駅
空の青・山の緑・雪の白…
ローカル線、ここに極まれりといった光景
そろそろ終わりが近づいてきて、感無量です


写真ばかりになってしまい、申し訳ありませんm(_ _)m
乗車難易度は高いですが、それに見合う筆舌に尽くし難い美しさですので、是非乗車してみて下さいね✨️

只見線の新潟県の県境、田子倉駅(廃駅)にて、MO41県目、MO新潟を獲得✨️

MO41県目
ついにMOもカウントダウンの段階に突入
県の広さ、豪雪地帯、只見線の存在…と、かなり難易度高めの県です


旅情溢れる只見駅を完乗し、小出駅へと到着!

5時間弱かけ、只見線を完乗
と同時に、本州のJR攻略が全て終了しました
残るは私鉄のみ!


大満足し、戻ります
上越線~信越本線~磐越西線を経由し、会津若松駅まで戻り、3日目は終了です

大回りに見えますが、所要時間は只見線とあまり変わりません
信越本線、田上駅にて停車中
強風で駅前の桜から桜吹雪が!
車内にまで飛んできて、そのまま一緒に新津駅までお供してくれましたw
古津駅
駅前に大きな桜の木があり、図らずも車内から夜桜を堪能できました
新津駅
入学式シーズンとあり、駅には素敵なメッセージが貼り出されていました


会津若松駅に戻り、本州JR攻略を完了した記念に1人で乾杯などして、眠りにつきました…( ˘ω˘ )


4/7 4日目


旅の最終日、かつ本州攻略の最終日となる4日目
会津若松駅からスタートします

会津若松駅からスタート
何度も拠点としてお世話になりました


会津若松駅から、JR~会津鉄道~野岩鉄道~東武鉄道と4社に乗り入れる、1日1往復の奇跡の列車
AIZUマウントエクスプレスに乗車します!
今回は東武鬼怒川線へとスムーズに乗り換えるため、新藤原駅まで乗車します

所要時間は約2時間
もちろん各社路線を普通に乗り継いで移動する事も可能ですが、AIZUマウントエクスプレスなら追加料金不要で乗り換えも不要で快適
乗車を狙ってみてもいいかもしれません
会津若松から鬼怒川温泉駅方面の発車時刻は6:56
乗車には会津若松駅周辺の泊まりこみが必須です
逆方面の列車の発車時刻は9:37で、まだ少し余裕がありますがこちらも十分に早いので、乗車を狙う際は念入りな準備を!
切符がこちら
情報量が多いですねw
快速AIZUマウントエクスプレス2号
「快速」と銘打っていますが、実は通過駅はかなり少ないです
特に下りの通過駅はたった1駅(男鹿高原駅)のみ!
十分すぎる席間にサイドテーブル・背面テーブル付き
本当に追加料金いらないの?ってぐらい、快適な車内です
大きな窓から車窓が眺められます
朝日が気持ちいい
「塔のへつり」駅
「へつり」とは、この地方の方言で「川に迫った崖・急斜面」を指します
岸壁が川によって侵食され、まるで塔が並んでいるように見える事からその名がつきました
阿賀川に沿って進む路線からは、ローカル感たっぷりの素敵な風景を眺めることができます


会津鉄道会津線の終点、福島県の県境
会津高原尾瀬口駅にてMO42県目、MO福島を獲得✨️

県の広さ、県外に抜ける路線の多さ、本数の少なさと高難易度要素が三拍子揃った県です
福島県は県単位でMOを狙うと言うよりは、周辺各県にアクセスする際にいかに通過移動で埋めていけるかがポイントになりそう
個人的に、本州で1番難しいと感じた県でした
路線を通して5文字以上の長い駅名が多いです
特にこの駅!漢字表記で圧巻の8文字です
新藤原駅の1駅手前に、厨二カッコイイ駅が
個人的に、いつか駅メモでこの駅の称号を取りに来たい


2時間ほどかけ、新藤原駅に到着
ここから東武鬼怒川線に乗り換え、下今市駅へ
東武日光線に乗り換え、栃木駅へ

…の予定だったのですが

下今市駅にて乗り換え待ちをしている最中、雨の中傘もささずに松葉杖で構外へと向かうおじいさんを発見
お話を伺ったところ、どうやらJR今市駅(徒歩約10分)まで行き、隣の下野大沢駅まで向かうとの事
雨も降っていて危険だったので、急遽下野大沢駅までお手伝いする事にしました!

下野大沢駅までおじいさんをお届けし、そのままJR日光線で宇都宮駅へと向かいました

JR日光線から、東部日光線は東武金崎駅までしか届きません
…が、今回は偶然、以前両毛線を通った際に家中駅以南をレーダー取得していたため、全駅取得できました
このように取れる事に関しては、完全に想定外でした


イレギュラーにより、レーダー取得となってしまいましたが
東武金崎駅をレーダー取得しMO43県目、MO栃木を獲得✨️

只見線と野岩鉄道~東武日光線までをセットで考えていたため、ラスト付近になってしまった栃木県
宇都宮ライトレールが開業し、やや乗車必須路線が増えましたがそれでもMO難易度は易しい方かと


4日間ここまで無事予定通り埋まり、いよいよ旅の〆へと向かいます
JR宇都宮線で新橋駅へと向かい、ゆりかもめへ乗り換え
全国で唯一意図的に残した駅、青海駅へと向かいます

青海駅で旅の〆としました
理由は後述


途中、栗橋駅付近で架線にビニール袋が巻き込まれるトラブルで遅延したりしながらも、無事青海駅へと到着
青海駅でMO44都目、MO東京を獲得✨️

本州攻略最後は東京の青海駅でした
東京の路線は複雑怪奇としか言えませんが、フリーきっぷや大回り乗車など、乗車方法も本数も充実しており計画的に進めればそこまで苦戦はしないはず


青海駅を最後にした理由ですが…

自分が駅メモを始めたルーツが、毎年夏冬に東京ビッグサイトにて開催されるコミケット、いわゆる「コミケ」でした
ハマった当時は全盛期であり、一般ブースの会場が東京ビッグサイトであったのに対し、企業ブースの会場は青海展示場でした

ハマった年はもちろん(?)18きっぷで高松から東京ビッグサイトへと向かい、コミケを堪能したのですが青海展示場まで回れず
翌年は青海展示場に行って、青海駅もチェックインするぞ!と意気込んでいたわけです

…しかし、翌年に新型コロナウイルスが蔓延し、コミケも数年の間、中止に追い込まれました(´・ω・`)
2023年にようやく終息の兆しを見せ、コミケも規模を縮小して再開しました

規模が縮小し、青海展示場が会場となる事は無くなってしまいましたが
あの日の誓いを果たすため、青海駅を最後とした次第です…(   ¯꒳¯ )

その後、ビッグサイトも訪れました
やりきったという達成感から、しばらく雨の中で佇んでいました
これにて、本州の攻略は完了です
(岩手県・千葉県・福岡県はMO達成後の追加新駅、青森県の取り逃し2駅は北海道挑戦時に取得予定)


ちょっと自分語りになってしまいましたが…
そんな理由で青海駅で本州攻略は完了!

少し時間が余ったので、サクッと千葉県の追加新駅を回収し、横浜駅まで戻り夜行バスで帰宅しました

2023年5月18日に開業したばかりの駅、幕張豊砂駅をついでに回収
何気に初のMO達成後の追加新駅回収、いわゆるMO再履修です


これは余談であり、完全な偶然なのですが
推しのありすが、この日ちょうどマイレージ11となり、愛称呼びしてくれるようになりました✨

マイレージを意識し始めたのがかなり遅かったため、本州攻略にギリギリ間に合った形です
本州攻略完了と同日に達成できたのは奇跡でした




ついに本州の攻略を完了し、残すは北海道と沖縄のみとなりました!
これまで培ってきた経験を生かし、いよいよ試される大地、北海道へと駒を進めていきます…


つづく

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