見出し画像

2022/7/7~7/13 ゼロから始める東北大遠征! MO岩手・秋田 後編

前回の記事の続きです
ここまで4日間、順調に来て旅もいよいよ終盤
ここからは東北地方の内陸部を往復しながら各路線を埋めていきます


7/11 5日目

会津若松駅からスタートする5日目
内陸部の路線に乗車しつつ、再び北上していきます

会津若松駅から引き続き、磐越西線で郡山駅へ
東北本線で、4日ぶり2回目の仙台駅へ
仙台駅から地下鉄南北線に乗車し、泉中央駅へ
仙台市営地下鉄の駅回収を行います

再び仙台駅へ
仙台市営地下鉄のうち、乗車必須となるのは南北線の北側のみです(JRからだと八乙女・泉中央のみ届きません)
途中、福島駅で乗り換え
行先票の行先が全部福島なのが面白い
仙台市営地下鉄 南北線に乗車
地下鉄なのでチェックイン難易度は高めですが、幸い途中下車無しで取得できました


泉中央駅で折り返し
仙台駅までは戻らず、北仙台駅にてJRへ乗り換え
仙山線で山形駅の1駅手前、北山形駅で左沢線へ乗り換え、左沢駅へと向かいます

左沢線も奥の2駅が本線からレーダーが届かず乗車必須
ところで左沢線、何と読むと思いますか?
答えは「あてらざわせん」です
初見ではまず読めない難読路線名
北仙台駅から仙山線で山形へ
仙山線のホームには山形行と仙台行が並んでいたのですが、山という字を見すぎてゲシュタルト崩壊しており、危うく逆方向に乗る所でしたw
左沢線、寒河江(さがえ)駅にて
素敵なペットボトルキャップのモザイクアートが!
本当に良くできています


引き続き、どんどん進みます
左沢駅から折り返し、北山形駅へ
北山形駅から奥羽本線で北上…と思っていたのですが
予定ルートをよく見返してみると、このままでは山形駅に一度も降りたたずに終わってしまう事に気づき、急遽折り返し地点を山形駅に伸ばし、少しの間でしたが山形駅へ降り立ちました

…しかし帰宅ラッシュと重なってしまい、写真どころではなかった!残念(><)
各県の主要駅の中で山形駅だけ滞在時間が短すぎたので、次来る時は山形を中心に据えて来たいですね!

山形駅からしばらくの間満員電車に揺られ、奥羽本線をどんどん北上
秋田県の大曲駅まで進み、田沢湖線に乗り換え
明日の秋田内陸縦貫鉄道の乗車を見据え、角館駅までの乗車予定でしたが…宿が見つからず(´・ω・`)
始発スタートなら予定ダイヤに間に合う田沢湖駅まで乗車、小さな旅館を宿泊地としました
そのため田沢湖駅まで進み、5日目は終了です

陸羽西線 余目~新庄間はギリギリですが余目駅・新庄駅からの挟み込みレーダーで取得可能
奥羽本線 秋田~大曲間は、線路上からだと挟み込みレーダーでも中心の羽後境駅のみギリギリ届きません
…が、秋田駅もしくは大曲駅から羽後境駅方向に向かって数百メートル~1kmほど進むと羽後境駅が駅範囲に入るため、どちらかの駅で下車し少し歩いて羽後境駅まで取得すると埋めることができます!(距離的に近い、秋田駅から歩くのをオススメ)
前回の記事で書きそびれていましたが、秋田駅に到着した際少し歩き、羽後境駅まで取得
大曲駅到着時に残りの駅を取得し秋田~大曲間を埋めています
新庄駅にて乗り換え
新庄駅は新幹線と在来線のホームが一体となっている珍しい駅
なかなか見れない、在来線と新幹線の並びを楽しめます


余談ですが、奥羽本線の山形県と秋田県の県境、山形県に「及位」駅という名前の駅があるのですが…これ、何て読むと思いますか?



答えは「のぞき」駅です        |ω・`)

読み方のインパクトも凄いですが、駅名の由来のインパクトがまた凄いので
気になった方は是非調べてみてください…w

話が逸れましたが…
大曲駅で田沢湖線に乗り換え、無事田沢湖駅に到着しましたヽ(*´∀`)ノ

夜の大曲駅
スマホの充電がヤバかったので、今日の写真はここまでしか撮れていません
夜の物音1つしない静かな田沢湖駅、素敵でした!


少し旅程を変更しながらも無事予定通り到着し、ここまで順調に来ていることに本当に感謝しつつ眠りにつきました…( ˘ω˘ )


7/12 6日目

長丁場の旅もいよいよ終盤、6日目に
マップを見ると東北地方の大半が埋まってきており、長旅の成果を実感します

そんなこんなで田沢湖駅からスタートする6日目、引き続き内陸部を北上していきます

まずは秋田内陸線に乗車するため、角館駅へ
角館駅から秋田内陸縦貫鉄道を完乗し、鷹巣駅へ
鷹ノ巣駅から再び奥羽本線で、青森県の弘前駅まで北上します

その名の通り秋田の内陸を縦貫する鉄道、秋田内陸縦貫鉄道は乗車必須路線です
これにて北上は終了、ここからは再び南下していきます


「今回の旅で特に良かった3路線を教えてください」と言われたら、
「山田線・リゾートしらかみ(五能線)・秋田内陸線です!」と言い切れるぐらい、車内も景色も素晴らしかったです!
観光にも配慮し要所要所でスピードを落としてくれましたが、地元の方も多く利用しておりしっかりと地元民の足になっているのが印象的でした!

味のある車両
車内もかなり古めかしそうだなぁと踏んでいましたが…
車内はとても綺麗でした!
窓際の小物置きにはかわいい路線紹介図が
ゲンキくん(♂)です
田んぼアートを生で見たのは初めてで感動
観光客に配慮し、車内解説と共に速度を緩めてくれます
秋田内陸線は個人的に、面白い駅名が多いです
車内放送で「次は奴。奴です。」って聞こえてきて「コブラ!?」ってなってましたw
阿仁マタギ駅
ダイレクトな駅名もさることながら、駅でお出迎えするマタギの木彫りが妙にリアルです
個人的に一番面白かった駅名
「オカシナイといいつつオカシイやろ」って1人で突っ込んでましたw
「オカシナイ」とはアイヌ語で「川下に小屋のある川」という意味で、これが駅名の由来となっています
それにしても「オカシ」に「笑」を当てるセンスが凄い
内陸を行く路線とあり、もちろん景色も絶景です
山々に無造作にかかる2本の道
線路の上を走る列車の車窓から撮影してるとは思えないような、圧倒的ローカル感
他にも写真には上手く収められませんでしたが、山中の駅は7月だというのにトンボが飛び交っていました
それも数匹ではなく、何十匹と!その光景が非日常的すぎて感動しましたね
まるで別世界に来たような印象を受けました


2時間半ほど揺られ、終点の鷹巣駅に到着
楽しすぎて時間があっという間でした!
是非一度乗車してみてください✨

鷹巣駅
秋田内陸線は「鷹巣駅」JRは「鷹ノ巣駅」と、読みは同じですが表記が違うのが特徴
駅メモ上では1駅にまとめられています


JR鷹ノ巣駅へと乗り換え、弘前駅へ到着
これにて内陸部の北上も完了!

弘前駅
青森県ともこれでいよいよお別れです


ここからはいよいよ旅の〆
各県に別れを告げつつ、南下していきます
残った東西を繋ぐ路線に乗車し、西へ東へ奔走しながら南へと帰っていきます

弘前駅から折り返し、大館駅へ
花輪線に乗り換え、好摩駅へ
いわて銀河鉄道経由で再び盛岡駅へ
田沢湖線に乗り換え、大曲駅へ
奥羽本線で横手駅へ
北上線へ乗り換え、北上駅へ
東北本線を少し下り、一ノ関駅へ向かい6日目は終了です

所要時間は特急を併用しても10~12時間前後
できるだけ一筆書きで戻れるように残すため、ルート選定に一番苦労した箇所です
時間的に間に合わない部分は特急や新幹線を併用しています
西へ東へ巡りながら少しづつ南下
田沢湖線 田沢湖~大曲間で今旅初の新幹線を利用
こまち号です!レッドカラーが映える
ゆっくり巡ってきたエリアを爆速でぶっ飛ばしていく様から、新幹線の利便性の高さを強く感じました
横手駅から北上線へ乗り換え
そろそろ秋田県ともお別れです


北上線の秋田県との県境、黒沢駅にてようやく今旅初のMO
マスターオブ秋田を獲得しました!

MO秋田、12県目となりました
当時の同僚に「香川県在住で12県目が秋田は頭おかしい(褒め言葉)」と言われてしまいました…


写真は撮れませんでしたが、北上線も個人的に面白い駅名が多かったです
例えば、秋田県から岩手県に入った所からの4駅区間

ゆだ高原→ほっとゆだ→ゆだ錦秋湖→和賀仙人

3連ゆだからの仙人登場はインパクトが凄かったですw
その先も、横川目駅の次が「たてかわめ」駅というアナウンスだったので「なるほど横→縦のコンボね、面白いじゃん」と思ってたら、実際は

横川目→立川目

であり、
∑ヽ(-ω-`*)ナンデヤネン‼
と心の中で全力で突っ込んだりしていましたw
(しかもこの地区は縦でも立でもなく「竪」川目地区であり、全部違うのがまた面白いです)

北上駅に到着
明日の気仙沼線の始発乗車を見据え、更に一ノ関駅まで下っています
今日中に一ノ関駅まで進めば気仙沼線に始発乗車できる事は旅の途中に気づき、間に合わせるために道中特急課金をしたり宿を変更したりしています


無事一ノ関駅に到着し、6日目は終了
出発前は長く感じていた旅もあっという間に過ぎ、いよいよ明日が最終日
旅の前は不安だったものの、この頃には達成感半分、明日で終わりか…という寂しさ半分な気持ちでした
最後まで上手く行くことを祈りつつ、眠りにつきました…( ˘ω˘ )


7/13 7日目

ついに最終日の7日目
引き続き、未乗路線を回収しつつ東北を南下
東北ともいよいよお別れです

一ノ関駅からスタート
気仙沼線の始発で途中、矢越駅まで乗車
矢越駅にて逆方面の始発で折り返し、気仙沼線を回収
再び一ノ関駅から、東北新幹線で古川駅へ
普通列車だと東北本線経由になる所を東北新幹線で直接陸羽東線に乗り入れショートカットし、旅最後の路線、陸羽東線へ乗車します

一ノ関→小牛田と経由し陸羽東線に乗車する所を、東北本線で古川駅に向かいショートカット(古川~小牛田間はレーダー取得)
2日目にあらかじめ前谷地~小牛田間と松島海岸~小牛田間をレーダー取得していたのがここで効いてきます
一ノ関駅からスタート
生憎の雨模様です
折り返した矢越駅の待合室にはジャンプが!
待ち時間が長くなりがちなエリアならではの粋な計らい


大船渡線の岩手県境、新月駅をレーダー取得し
MO13県目、MO岩手を獲得✨

秋田に引き続き13県目、岩手を獲得
ここまで予定通りです
一ノ関駅から東北新幹線やまびこに乗車
今までテレビでしか見たことなかったグリーンカラーの新幹線に実際に乗車できて、とても嬉しかったです


雨の強まる中、古川駅に到着
いよいよこの旅最後の路線、陸羽東線に乗車し新庄駅へ
新庄駅から旅の〆として山形新幹線にガッツリ乗車し東北とお別れします!







…の予定だったのですが








((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア


…最後の最後、大雨により陸羽東線が午前中運休してしまいました(> <)
午後に運転再開するかは見通しが立たない状態だったので、今回は陸羽東線への乗車を断念

逆に言えば、雨の日が多かった中ここまで予定通り来られたのが本当にラッキーだったと思います!
また来いよ!というメッセージだと捉え、おう!また来るぜ!と誓いを新たにし、東北を離脱します

新幹線にガッツリ乗車し旅の〆とする、という目標だけでも達成するため
古川駅から引き続き、東北新幹線で南下
東北新幹線はやぶさで大宮駅へ向かいました

この間の停車駅はなんと仙台のみ
所要時間はたったの1時間半!
ここまでの旅と対照的な、圧倒的速度です
降りしきる雨の中、再びやまびこに乗車し帰路へ


何故大宮駅まで?と思ったそこのあなたへ
ヒント:転んでもタダでは起き上がらない

浮いた時間を有効活用しようと、時間内に周れるルートを全力検索
その結果は…?


…次回にもうちょっとだけ続きます(´・∀・`)


つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?