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ChatGPT開発企業「OpenAI」のサム・アルトマンCEOが進める「Worldcoin」を体験してきた話(その1)

サム・アルトマンって誰?

みなさんサム・アルトマンさんってご存知ですか?
そうですね。今年入って話題になったChatGPTを開発したOpenAI最高経営責任者(CEO)ですね。

一昨日は7月24日
12年前の7月24日は日本のアナログテレビ放送が終了した日というどうでも良い話は置いておくとして、今年の7月24日は、あのイーロン・マスクが、Twitterの名称を「X」に変更し、今まで慣れ親しんだ青い鳥が味気ない「X」って文字に変わったりと、ネット上はその話題で溢れていた裏で、もう一つ面白いプロジェクトが発表されていたんですよ。

そうそれがサム・アルトマンたちが立ち上げた「WorldCoin」ってやつですね。

WarldCoinとかWorldIDってなに?

要するに話を整理しますと、
ChatGPTの登場で、いろいろ話題になった話ありますよね?
「え、AIに仕事とられるじゃん!」「オンラインの相手が生身の人間ではなくてAIなんじゃね?」
これです。
そうなると将来必ず起きる課題は、オンライン上で人間とAIを区別できるか?ってことなんです。この人間に割り振るIDがWorldIDなんですね。
そして、それだけではなく「今後AIが、今人々がしている仕事を次から次へとこなすようになる」という予測のもと、人間に対して、最低所得を保障する「ベーシックインカム」制度で所得格差に対処するという考え方を打ち出しているんです。
ですから、WorldIDは本物の人間しか取得できないため、ベーシックインカムの配布で詐欺を減らせるということなんだそうです。
そしてこのWorldIDを登録した人に、仮想通貨WorldCoin(WLD)を配布する。
ということです。

まぁベーシックインカムの世界は彼も「非常に遠い将来」の話と言っている様で、誰が配るか?は置いておくとして、まずはこのWorldCoinによって実現に向けた基盤を整備できると言っているということです。

WorldIDはどうやって人間を判別するの?

要するに人間であるかどうかの証明には、「生体認証」が有効ですよね。

生体認証といえば王道なのは、指紋認証。
あとはiPhoneなどでお馴染みの「FaceID」とかね?

さて、このWorldIDは何を使うんでしょうね。
発表によると

Worldcoinは「地球上のすべての人間に提供する新しいグローバルデジタル通貨」を目指す。botを排除し、すべての人間に平等に無料の暗号通貨を配布するために、片手で持てるサイズの本人確認用の球形虹彩スキャンシステム「Orb」を開発した。

虹彩?!

要するに目ですね。
虹彩っていうのは、黒目の内側にある瞳孔の周りのドーナツ状の部分のことで、個々人で固有のパターンを持ち、生涯不変と言われています。また、角膜に覆われて損傷しにくいため、生体認証に適した部位と言われているんです。

他にも、双子も識別することができるとか、帽子・マスク・眼鏡・手袋着用でも、目さえ露出していれば利用可能だとか、赤外線カメラを使用するため、夜間や暗い場所でも認証dけいるとか、デバイスにタッチする必要がなく、非接触で認証できるので、衛生的にも良いとか、そういう特徴があるんですね。

で、このWorldIDの認証には、彼らが開発した、「Orb(オーブ)」と呼ばれる装置で認証するそうなんです。

この銀色のボールですね。これが虹彩カメラですね。

この「Orb(オーブ)」を使った認証はドバイ、香港、ロンドン、ロサンゼルス、メキシコシティ、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、ソウル、シンガポール、東京などでできるようにすると言っており、こんなTweetも・・・

ということで、なんかちょっと怪しさもありますが、今日ちょっと体験してきます。

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