引き算の美学

今日はちょっとマーケターみたいな話をします。

突然なんですが、ペプシの新しいCM見ましたか?

めちゃくちゃシンプルですよね。
コーラのシズルと、『try me!』というメッセージだけ。

シズルは広告会社用語で、webの情報を借りると、
シズル(sizzle)とは、~(中略)~消費者の感覚を刺激して食欲や購買意欲を喚起する手法を意味する語になりました。また、最近では瑞々しさや新鮮さ、その商品の魅力やセールスポイントなど幅広い意味で使われています。
とのこと。
要するに、食品で言えばそれが一番おいしそうに見える画のこと。ちなみに、広告会社の面接で使うとちょっとこなれててウザいのでお勧めしません。


何が言いたいかというと、商品広告(COM)って、シンプルな方が今時(今受け入れられる)と思うんですよね。
逆に言うと、CMとか商品PKGがうるさいブランドが多すぎる。
コンビニに並んでいる缶酒見ても、情報量が多すぎる。
缶PKGに味ワードとか入ってるのってどうなんだろう。イケてはないような。。

CMとかそもそもちゃんと見られるものではないし、いろんなこと言っても伝わらない。メッセージを絞って伝えるべきじゃないかと。
このペプシのも、事業会社がこれを受け入れたのがかっこいいなと。
メッセージ絞るのって勇気がいるし。あれもこれも伝えたいとなりがちで。


引き算ってめちゃくちゃ大事


能書きが長いのってダサい。
自分の良いとこベラベラしゃべる男モテないでしょ?
でも、商品COMだと能書き長いのがザラにある。てか、ほぼ主流。
意味不明。

伝えたいことはいっぱいあるけど、それを優先付けして絞ることが大事。
勇気はいるけど。

そういうことができるマーケターになりたいなと最近思っています。

Simple is best.

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