【アベノミクス、黒田バズーカバンザイ】消費者物価2.1%上昇、日本経済の黄金期が始まる(笑


消費者物価2.1%上昇 4月、7年ぶり2%超
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60959240Q2A520C2MM0000/

>総務省が20日発表した4月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が101.4となり、前年同月比2.1%上昇した。消費増税の影響があった15年3月(2.2%)以来、7年1カ月ぶりに2%を超えた。

>2%は、日銀が目標としてかかげている。米欧も同様の水準をめざしている。物価がこのペースで安定して上がることで、企業収益の拡大や賃上げにつながり、経済が活性化する好循環が生まれると考えられている。

>他の主要先進国に比べると物価上昇はまだ鈍い。米国は4月に8.3%と2カ月連続で8%を超えた。ユーロ圏は7.4%、英国は9.0%に達している。

安倍晋三元総理が提唱するアベノミクス、黒田日銀総裁の「異次元の大緩和」による黒田バズーカ、ともにインフレ率2パーセントを目指していました。
インフレになれば国民や企業がこぞってものやサービスを買い急ぐので、消費が、拡大して好景気になる、というものでした。

そしてそれが今実現しているわけです。これをこの記事の通り、「日本を代表する経済メディア」である日本経済新聞も好意的に書いているわけです。

であれば、これから日本経済の大躍進がはじまり、日本の黄金期が始まることでしょう。
そうなれば安倍晋三元総理、黒田日銀総裁は今後延々と日本経済を救った英雄として褒め称えられるでしょう。
無論アベノミクスを褒めてきた日本経済新聞もです。

ですが、岸田政権は石油元売に補助金を出してこのインフレに水を掛けようとしています。
岸田政権はアベノミクスを継承すると宣言しております。このような「インフレ対策」を行うことは頭がおかしいと言わざるをえないでしょう。アベノミクスと金融緩和が間違いだったというのであれば、参院選前に自己批判して撤回すべきです。

ぼくは安倍晋三が総理就任前からこのブログでアベノミクスの欠点を指摘してきました。円安誘導では輸出は増えないし、円安によってコストプッシュ型のインフレが始まれば、
企業はコストが上がってその分給与を上げる余力は減ります。そして物価があがり、税金と社会保障費が上がるわけですから、国民の実質所得は大きく減ります。

であれば、将来の不安に備えて貯蓄する(できない層も多い)ので、消費が増えるどころではありません。

本来所得が上がる事によって需要がます。それによってインフレが起こるのが自然なあり方です。ところがインフレが起これば景気が良くなるというのは屁理屈に過ぎません。

ここから数年、安倍晋三、黒田総裁、日本経済新聞が正しいかったのか結果がでるかと思います。面白いことになると思いますよ。

因みにぼくは既に会社や個人の資産を円からドルに移し始めました。

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