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森下陸上幕僚長会見2023年10月26日


本日森下幕僚長の会見に久しぶりに出てきました。
例によって、いくつか質問をしました。
https://www.youtube.com/watch?v=SQLoCBTiKDA

まず19自走榴弾砲の概要などを隠すのはナンセンスではないか。
例えば携行弾薬数はキャニスターは外部に搭載されており、NATO弾ですから弾薬のサイズはわかっています。であればキャニスターに何発入るのかは容易にわかります。これは岸防衛大臣にも申し上げた話ですが、実際に最近海外の方がTwitter(X)で15発であると特定し、解放軍の同様の自走砲は30発だと比較していました。

こういう基礎的な情報を隠蔽するのは納税者に対する説明責任を果たしていない。これに対して幕僚長は適宜適正に公開していくといっていましたが、本当でしょうか。

それから先日の危機管理産業展で公開された18式個人装備の防弾ベストについてきいたのですが、ソフトアーマーと分離できるプレート・キャリアを他国のようにスタンドアローンで使うのかと聞いたら、明確な回答がありませんでした。

まあブログで示したような話をしたのですが、問題意識があるようには思えませんでした。プレート・キャリアとしては欠陥品で使い物にならず、単に取り外せるだけの代物であれば、完全に時代遅れですし、特に夏場の戦闘では使い物になりません。
幕僚長のそのような問題意識があったか不明です。無論個々の装備に幕僚長が精通している必要はありませんが、世界的に見て普通科の装備が異常に遅れているか、奇形であることは承知すべきだと思います。

20式用の新型弾がMINIMIに使えないことは現在調査中だそうですが、導入後に調査もねえでしょうと思います。

それからジプチの大使館で大使とともに、邦人救難で活躍している元陸自の医官の後藤二佐は本来自衛隊に必要な人材ではなかったか、と訪ねたのですがココの人事云々にはみたいな歯切れの悪い回答でした。
これはここの人事の話ではなく、戦傷医療や有事に必要な技量を持った医官が次々にやめている。昨年は中央病院で後藤元2佐ふくめて眼科医4名全員がやめているわけで、ここの人事の話ではなく、自衛隊の衛生の体制に問題があるのではないかと質問しました。

■本日の市ヶ谷の噂■
コマツのNBC偵察車がクズだった上にコマツが装甲車事業からバックレたので、早急に次期装輪装甲車=AMVでNBC車両を開発、との噂。

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