ラクロスに活かす大局観

おばんです.

すっかり,投稿していなくて気づけば約2ヶ月の月日が流れようとしています.その間に,仙台の家はなくなり,卒業まであと2週間くらいということになってしまいました.

ちょうど用事で名古屋にきており,時間が空いたので久しぶりに書こうかとパソコンを開いてみました.

最近将棋の動画をよく見ていて,自分もいつかは指せるようになりたいなぁと思っています.そんな中で感じたことを少し書いてみようと思います.

将棋には定石というものが数多く存在しているそうです.局面を形のように覚えて,定石を覚えることがまず将棋上達のうえで大事なことだとか.プロの棋士というのはもちろん読みという面でかなり頭がきれる人が多いとは思いますが,共通して定石やパターン化,いわば将棋の研究は欠かさずやっているからこそ,効果的な指し手を繰り出せるのでしょうね.

将棋界であまりに有名な棋士の羽生善治さんは「大局観」ということばをたびたび用いています.この大局観とは何か.

辞書には「全体の様子を判断して的確な形勢判断が出来ること」というふうに書いてあります.

例えば,ラクロスの試合に於いて,1点が欲しい場面とか,いわゆる「流れを持ってきたい場面」ってありますよね?そんなシーンに相対した時に,そこに気づいてテンションを上げられるような,そんな気づきの視点を大局観と言います.

ミクロな視点で見た時に「1on1を抜かれること」が正解になるシチュエーションはほとんどないと思います.しかし,大局的な視点を持っていると「1on1を抜かれること」が正解になるような,そんな状況に気づける時があります.

ラクロスをプレーする上で特にチームの中心に立つような選手は,この大局観を持ち,選曲を有利に進めていくための選択肢を取ることがチームを勝利に導く大きな要因になり得ます.

この大局観を身につけていくためには,たくさん動画を見て経験を積んでいく必要があると思います.

一見気を衒った難しい判断も,経験に基づいた大局観のある選手からすればそれは「定石」でしかないのですから.

ではまた次回.

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