林衛さんは、岩波書店の月刊『科学』の編集者でしたが、十数年前、富山大学准教授(科学技術社会論、いわゆるSTS)として、転職し、現在でも(推定年齢50-60歳、同大同職位)、単独著書なし、博士学位なし、トリチウム処理水の海洋放出についての各組織(政府、IAEA、全国紙、全国テレビ局など)の解釈や報道内容には、マクロに見れば、林衛さんが問題視するほど大きな懸念事項や瑕疵は、存在しておらず、STS研究者は、自身の能力や役割などを過大評価すべきではなく、世の中からの評価も、決して高くなく、思い上がりも甚だしい

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安全論では誰よりも優れていると自負しています。

過去35年間に、福島第一サイトには、見学・調査のため、18回訪れ、最近は、デブリ取り出し技術や処理水海洋放出について、調査・考察、さらに、…

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