私は、2007年頃、鹿島建設執行役員に対し、聞き取り調査を実施、「高層ビルの基準地震動と構造設計と耐震設計」について、つぎに、「設計では、塑性変形を想定していても、実際の地震で塑性変形が発生したならば、そのまま利用することを受け入れるか否か、設計条件どおり、弾性変形の最大ひずみの三倍までのひずみを受け入れるか否か」と質問

私は、2007年頃、鹿島建設執行役員に対し、聞き取り調査を実施しましたが、社会背景としては、新潟県中越沖地震に被災した柏崎刈羽原発の被害状況の中で、機器・配管の塑性変形の有無についての関心が高かった頃、私は、まず、主要案件とは、まったく関係ない、「高層ビルの基準地震動と構造設計と耐震設計」について質問、つぎに、「設計では、塑性変形を想定していても、実際の地震で塑性変形が発生したならば、そのまま利用することを受け入れるか否か、設計条件どおり、弾性変形の最大ひずみの三倍までのひずみを受け入れるか否か」と質問、「基準地震動は約750 gal.」(桜井補足 ;
震度六強、しかし、大きな工学的余裕度が確保されているため、震度七でも耐えられる)、「塑性変形は、設計条件どおり弾性変形の最大ひずみの三倍以内ならば、そのまま利用」なる回答をえました。

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