特定の住宅メーカーが、阪神大震災や日本で観測された最大地震加速度に対応するため、建設地域に関係なく、全国一律に、3000 gal.とか5000 gal.の耐震設計にしましたが、そのような住宅を建設することが、建築学からして、的確な設計なのか、むしろ、地震の発生しない地域でも、居住者の安心のため、高い地震加速度で設計しただけであり、単なる新興宗教的考え方

樋口英明さん(元福井地裁裁判長)は、「大飯原発の耐震性は住宅に劣る」なる判決を下しましたが、その根拠としたのは、特定の住宅メーカーが、阪神大震災や日本で観測された最大地震加速度に対応するため、建設地域に関係なく、全国一律に、3000 gal.とか5000 gal.の耐震設計にしただけであり、そのような住宅を建設することが、建築学からして、的確な設計なのか、むしろ、地震の発生しない地域でも、居住者の安心のため、高い地震加速度で設計しただけであり、単なる新興宗教的考え方であり、こっけいとすら感じ、そのような住宅が、日本にどのくらい、全住宅の何割くらい存在しているのか、覆う原発と比較するのであれば、福井県に、大飯町に、どのくらい存在し、一般的なのか否か、さらに、住宅は、小さいため、全体を同じ地震加速度で設計しますが、原発は、原子炉格納容器や原子炉建屋が大きいため、地震加速度が三次元的に大きく異なり、建屋地下二階の床面の設計基準地震動の二倍どころか四倍にも達しており、単純に、原発と住宅の耐震設計を比較するのは、間違っており、世の中で、通用する話ではありません。
樋口さんは、長い経験を有する裁判長でありながら、原告と被告の証言や提出資料、さらに、調査能力もない、資料解読能力もない、歴史的な愚か者です。

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