研究ノート 事故対応の時間稼ぎの緩和策としての耐性燃料開発に疑問 私の技術論からすれば、耐性燃料では、事故対応の時間稼ぎ程度の緩和策であり、抜本的な解決策になっていないため、肯定的に位置づけることはできず、抜本的な解決策は、大型軽水炉から脱却し、どうしても将来、一定割合、原子力発電に部分的に依存しなければならないのであれば、暫定的に、小型完全受動型軽水炉(電気出力30万kW程度)にして、苛酷事故回避型技術にすべきです
はじめに
福島第一原発事故後、世界的に、耐性燃料棒の開発が進められています。
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