地震のないフィンランドの世界初の商業用地下高レベル廃棄物処分所「オンカロ」には、使用済み燃料6500 tが埋設予定ですが、100万kW級の軽水炉ならば、一年間に、全炉心の1/3の70 tの使用済み燃料が出るため、一基の約90年間分、二基の45年間分、三基の30年間分に相当、日本のように、大きな地震が多く、プレート地殻変動があり、非大陸型不安定岩盤では、地下高レベル廃棄物処分所の建設は、不可能

地震のないフィンランドの世界初の商業用地下高レベル廃棄物処分所「オンカロ」(18億年前に形成された分厚い大陸型安定岩盤)には、使用済み燃料6500 tが埋設予定ですが、100万kW級の軽水炉ならば、一年間に、全炉心の1/3の70 tの使用済み燃料が出るため、一基の約90年間分、二基の45年間分、三基の30年間分に相当し、フィンランドでは、100万kW級三基相当分の原発数ですから、30年間分に相当、すぐに手づまりになる規模であり、あくまで、最初のひとつと言う位置づけでしょう。
AIに、「オンカロの地層の特徴は何ですか」を質問したところ、以下、回答。

オンカロの地層は、約18億年前に形成された分厚い大陸性の岩盤で、地下約500メートル付近に位置しています。この岩盤は非常に安定しており、10万年の安定性が求められる地層処分の厳しい地質要件に極めて合致していると言われています。また、オンカロの開発・運営を行うPOSIVAによると、オンカロの岩盤は安定しており、次の氷河期が終わるまではオンカロの付近で大きな地震が起こることはないと予測されています。しかし、地震よりも重大な脅威として地下水が挙げられており、オンカロを掘削する作業員は地下水を避けつつ掘る必要があったとのことです。それでも、何らかの方法で地下水が放射性廃棄物の貯蔵庫に浸透したとしても、使用済みの核燃料に到達するにはそれらを保護するベントナイトや銅を通り抜ける必要があるため、放射性物質の拡散を最小限に抑えたり、防止したりすることができると考えられています。これらの特性により、オンカロは高レベル放射性廃棄物の地層処分に適した場所とされています。

私は、日本のように、大きな地震が多く、プレート地殻変動があり、非大陸型不安定岩盤では、地下高レベル廃棄物処分所の建設は、不可能と思っています。