デブリ取り出しロボットを取り付ける事故炉1F-2の原子炉建屋一階の原子炉格納容器外側にある点検孔X-6の開口部(外径約50 cm、ボルト締めの蓋)の写真から読み取れる原子炉格納容器内部の予想外の損傷と事故時蒸発付着物の多さ

東電は、先日、デブリ取り出しロボットを取り付ける事故炉1F-2の原子炉建屋一階の原子炉格納容器外側にある点検孔X-6の開口部(外径約50 cm、ボルト締めの蓋)の写真を公開しましたが、あまりの変形(ボルト24本のうち15本がそのまま外せず)と汚れ(事故時の高温蒸発物や燃焼物からなる灰状の堆積物)に、驚き、私が、2023年12月20日、事故炉でない1F-5の原子炉格納容器外側のX-6開口孔を見た時と比較し(2023年12月20日付note本欄バックナンバー記事・写真参照)、1F-2の原子炉格納容器内は、これまでの予想以上に、損傷など、異常状態が多く、今後のロボット取り付け作業と操作と取り外しの困難性が推定できます。

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