研究ノート 福島第一原発2号機の溶融デブリ取り出し作業は、一時中断、原因は、ロボットシステムの円筒構造材の接続順序を間違えたためで、現場には、関連会社の作業者が60人、東電担当者はゼロ、世界で経験のない作業であるにもかかわらず、下請会社に丸投げし、現場監督すらしておらず、それでは、作業工程どおり、進捗するはずがなく、私は、何年か前、事故と関係ない5号機の貫通孔X-6と原子炉直下とコンクリートペデスタルを見学・調査、2号機での方法と手順を把握、作業の難易度は、高く、時間を要す

福島第一原発2号機の原子炉直下のコンクリートペデスタル内(直径約5 m高さ約10 m、溶融デブリ約200 t)に堆積した溶融デブリを取り出すための作業(原子炉格納容器貫通孔X-6(直径約30 cm)からロボットシステムを挿入し、釣り竿方式で溶融デブリ約3 gを取り出す作業)が、一時中断され、原因は、ロボットシステムの円筒構造材の接続順序を間違えたためであり、現場には、関連会社の作業者が、60人おり、東電担当者は、ひとりもおらず、分かりやすく言えば、世界でも経験のない作業であるにもかかわらず、下請会社に丸投げし、現場監督すらしておらず、それでは、作業工程どおり、進捗するはずがなく、私は、何年か前、事故機の2号機ではなく、事故と関係ない5号機の貫通孔X-6と原子炉直下とコンクリートペデスタルを見学・調査したことがあり(note本欄バックナンバー記事・写真参照)、2号機でどのような方法と手順で作業が実施されるのか、問題は、把握しており、原子炉格納容器内に査業者が入れないため、すべて、遠隔操作によるロボットシステムでの作業であるため、作業の難易度は、高く、時間を要します。

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