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桜井淳現代論集 2 東海第二原発論

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原電東海第二原発にかかわる論文。1
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#茨城県

Trovatoreさんの質問「桜井先生の著書によれば、炉心損傷や放射能拡散を解析するコンピューターソフトとして、SAMPSON, THALES, SEOなどがあるそうですが、零細会社は何を解析に使用したのでしょうか。独自に開発したソフトを使ったのでしょうか」への回答 何ひとつ開発せず、計算もせず、原電の計算法と計算コードと計算結果の感想にすぎず、茨城県に収めた報告書は、十数ページ、半分は、原電報告書の解説や補足、残り数ページは、良いか否かの感想を述べているだけ

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茨城県は、原電が提出した『東海第二原発災害評価報告書』に対し、追加評価(気象解析における逆転層の考慮、異なった計算コードによる全条件での解析)の要求

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原発の広域避難訓練は、都道府県自治体により(内閣府の助言あり)、具体化されますが、JCO臨界事故を契機に、2000年に法令が施行され、一定期間ごとに実施義務があり、静岡県は、2000年から昨年度までの期間、コロナウイルス感染の多かった2020-21年度の二回を休むだけで、計20回も実施しており、茨城県は、22年間に、一度も実施しておらず、明らかに、法令違反であり、前知事(16年間)と現知事(6年間)の怠慢で、大井川和彦知事は、無能であり、辞任せよ

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広域避難訓練の実施については、静岡県のように、22年間に、コロナ時期2年間を除き、毎年実施してきた県もあれば(主催者は内閣府、共催者は静岡県、参加者は、関連組織担当者、浜岡原発から30 km圏内の住民、計数百人から3000人。私は、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員として、訓練に5回参加)、茨城県のように、22年間に(橋本知事16年間、大井川知事6年間)、一度も訓練を実施していない理解力のない無責任な県もあります 

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