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桜井淳現代論集 2 東海第二原発論

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原電東海第二原発にかかわる論文。
安全論では誰よりも優れていると自負しています。
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2022年7月の記事一覧

研究ノート 総合安全評価 世界的に確率論的リスク評価

はじめに 欧米日において、原発の総合的安全評価法のひとつとして、確率論的リスク評価が、定着しています。「確率論」と言うと、サイコロを振ることをイメージするが、実際には、そうではなく、「機器故障データ」を利用したシステム解析です。日本人は、欧米人と比較し、相対的に、科学的解釈と確率論的解釈が劣るとされています。

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研究ノート 原子力規制委員会は原発特重施設の審査条件をすべて公開せよ

はじめに 原発の「特定重大事故対応施設」(特重施設)とは、航空機を利用した破壊行為によってもたらされる安全への脅威を取り除くための工学的安全施設のことであり、日本の原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Authority ; NRA)は、安全審査の一般論と考え方については、情報公開しているものの、詳細な審査条件や安全審査にかかわること(安全審査申請書や審査会合の内容)については、情報公開に伴う社会リスクに配慮し、非公開にし方針に反する行為をした人を処罰する

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