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桜井淳現代論集 5 原発耐震安全論

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原発の耐震の考え方や耐震解析法や耐震補強についての学術的記事や論文。1
世の中に原発の耐震にかかわる学術的信頼性のある記事や論文がないのでそのための対策。
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2024年4月の記事一覧

世の中の耐震解析と耐震対策を知らない素人は、東海第二原発の基準地震動が、1009 gal.だから、原子炉建屋内の機器・配管類が、すべて、1009 gal.で設計されていると信じ込んでいるのであり、実際は、それほど単純なことではなく、具体的に記せば、・・・

世の中の耐震解析と耐震対策を知らない素人は、東海第二原発の基準地震動が、1009 gal.だから、原子炉建屋内の機器・配管類が、すべて、1009 gal.で設計されていると信じ込んでいるのであり、実際は、それほど単純なことではなく、基準地震動と言うのは、地下の解放基盤面での地震動のことであり、原発ごとに定義の深さが異なり、東海第二原発の場合、 ・解放基盤面は、日本の原発の中では、最も深い地下370 m、 ・解放基盤面の上の地層を取り払った状態で、解放基盤面上の地震動が、基準地

特定の住宅メーカーが、阪神大震災や日本で観測された最大地震加速度に対応するため、建設地域に関係なく、全国一律に、3000 gal.とか5000 gal.の耐震設計にしましたが、そのような住宅を建設することが、建築学からして、的確な設計なのか、むしろ、地震の発生しない地域でも、居住者の安心のため、高い地震加速度で設計しただけであり、単なる新興宗教的考え方

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高層ビルや住宅の耐震設計において、壊れてはならない部分は、骨格の重要な構造材であり、壊れても支障がないのは、内外装などであり、安全上支障がなく、作り直しが容易で、しかも、高価でない部分

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私は、偶然、YouTubeで、宇田敏也さん(ジャーナリスト、社会運動家、反原発主義者)の講演「政府が原発を推進するのは何故」(2023.8.26、倉敷労働会館)を観ましたが、学術的根拠のない支離滅裂な断定的扇動的な話で、聞くに堪えない内容であり、私は、全面否定しますが、そのうちのふたつ(軽水炉安全と耐震の考え方)だけ、コメントすると、・・・、宇田さんの視点は、社会運動家の視点であり、事実関係は、大部分、間違っています

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すでに、日付が変わり、本日になっていましたが、NHK「新プロジェクトX」(再放送)で、スカイツリーの設計・施工に携わった関係者の知られざるエピソードを中心とした番組を観ましたが、3.11地震の時、東京では、震度五強で、建設途中の高さ400 mの先端で作業をしていた関係者の証言では、「横方向に5 m揺れた」と、震度五強での揺れにしては大きすぎ(まだ、耐震対策の「心柱」を取りつけていない)、疑問点は、中心から±5 mなのか、揺れ幅が5 mなのか分からない表現  

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AIに、「多度津工学試験所における耐震試験の条件と具体的な試験内容について教えてください」と質問 2007.7.16に発生した新潟県中越沖地震に被災した東京電力の柏崎刈羽原発1-7号機の経験の特筆すべきことは、多度津工学試験所の耐震試験の多くが縮小試験(もちろん実規模試験もあり)であるのに対し、結果として、世界初の実炉でのフルスケール試験で、原子炉建屋内の機器・配管類は、予想どおり、変形どころか、塑性変形(設計許容値は弾性変形の応力ひずみの三倍に対応する応力対応)すら発生していませんでした

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