マガジンのカバー画像

桜井淳現代論集 6 福島第一原発処理水海洋放出

105
福島第一原発サイトの処理水海洋放出にかかわる論文。
安全論では誰よりも優れていると自負しています。
¥300
運営しているクリエイター

#東電

政府(福島事故後、管理主体は政府)と東電(政府主体の下での現場管理者)による処理水海洋放出については、国内では比較的冷静な受け止めのようですが、政治的意味もあり、韓国と中国では、意外な反応があり、特に、中国の反応が想定外で、原因は、中国の政治的背景に起因する異常性だけではなく、危機管理の視点から考察すれば、政府と東電の情報の出し方にも検討の余地があるように思え、政府と東電は、誰にも分かりやすい「放射能海洋拡散コンピュータシミュレーション映像」を公開すべきでした

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

林衛さんは、岩波書店の月刊『科学』の編集者でしたが、十数年前、富山大学准教授(科学技術社会論、いわゆるSTS)として、転職し、現在でも(推定年齢50-60歳、同大同職位)、単独著書なし、博士学位なし、トリチウム処理水の海洋放出についての各組織(政府、IAEA、全国紙、全国テレビ局など)の解釈や報道内容には、マクロに見れば、林衛さんが問題視するほど大きな懸念事項や瑕疵は、存在しておらず、STS研究者は、自身の能力や役割などを過大評価すべきではなく、世の中からの評価も、決して高くなく、思い上がりも甚だしい

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます

私の12月中実施の福島第一サイト総合的調査

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

オリジナル研究ノート 私の「福島事故対応における致命的組織別敗因」論

はじめに 福島事故の対応は、間違いだらけであり、傍目には、恥ずかしさがこみ上げてきました。なぜ、日本の原子力界は、どうしようもないくらい技術力が低いのか、情けなくなってきました。以下、その主要因分析です。

¥100