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三浦哲郎著『忍ぶ川』

明けましておめでとうございます。
今年は大阪の実家で新年を迎えました。新年早々に複数の事件が起きて痛ましい限りでした。大阪も結構揺れました。
今年はとちくるって大学院に進学します。今後2年間はしっかり勉強したいと思います。

近時、「大野さんのpostをよく見てるよ!」と言われることが複数回ありました。どうやら隠れファンがいてくれるようです。ありがたいことです。これからも頑張って文章を紡いでいきます。
いったい何のために、相応の時間をかけて、一円も儲からないpostをするのか、自分でも訳わからなくなってきました。しかし、期待してくださる人がいる以上、時間をかける価値はあると思っています。

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今日は、私の一押しの小説を紹介します。
私のフレンドの多くがビジネスマンなので、ビジネス書は読んでも、小説は読むことが少ないのかもしれません。小説を読まない人には一ミリも役に立たない情報ですが、もし本postを読んで関心を持たれたら、ご一読ください。心がふるえるはずです。
私が高校生のころ読んで感動した小説です。

三浦哲郎著『忍ぶ川』

・新年にふさわしい、ぶっちぎりの純愛小説です。でありながら、極めて不幸な家庭背景があるという、新年にそぐわない小説でもあります。この両極端に揺さぶられます。

・心が洗われまくります。ビジネス社会で心が垢にまみれた皆さんにお勧めです。本書を読んで感動しない人とは、ちょっとお友達になれませんね。と思ってしまうくらいにはまり込んでしまいます。

・短編なので、30分ほどで読めます。起承転結があって、感情が大きく揺さぶられます。まるでベートーヴェンの交響曲第5番『運命』を聴いているようです。

・とにかく日本語が美しい。中学生でも読める平易な日本語で書かれています。おそらく何度も推敲し、無駄を排除し切って完成させたに違いありません。こんな文章を書きたい。

・続編が同じ本に入っているので、そちらもお勧めです。というか、本編を読んだあとに、必ず続編を読みたくなるので、私がお勧めせずとも、自然に続編を読むはずです。そして本編と同様に感動するはずです。

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いったい何のために書いているか分からなくなってきたと書きましたが、実は私にはわかっています。それは、私自身のためです。
過去のpostを何度も何度も、自分マニアのように読み直しています。自分の顔が好きな人をナルシストというようですが、私は自分の顔は嫌いですが文章は好きです。私が、写真をアップするインスタをやらないのはこれが理由です。
無論、フレンドの皆様のコメントも合わせて読んで楽しんでいます。
postは、その時の自分の考えを書いた貴重な記録であると考えています。将来も、きっと読み直すことでしょう。
私の自己満足満載のpostばかりで恐縮ですが、今後もお付き合いください。

『人の生涯は、ときに小説に似ている。主題がある。』(竜馬がゆく) 私の人生の主題は、自分の能力を世に問い、評価してもらって社会に貢献することです。 本noteは自分の考えをより多くの人に知ってもらうために書いています。 少しでも皆様のご参考になれば幸いです。