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『将棋ウオーズ』

「何か一つ、人生でうまく行かないことをやったほうが良いっすよ」と言われたことがあり、将棋を始めました。アプリ『将棋ウオーズ』を始めて、無料の一日3試合だけやり続けて、2級になりました。

ちなみにネットで調べると、2級は最多層らしく、偏差値で言えば50程度とのこと。人様に言えないくらいの恥ずかしいレベルですが、思い切って公開しました。

今日も、絶好の勝ち試合を、最後の最後に間違って落としてしまい、レベルは全く違いますが前回の王座戦の永瀬前王座の気持ちを味わいました。
将棋は麻雀と違い、運の要素が一切ありません。合理性しかありません。なので負けると、自分の頭の悪さをモロに見せつけられるようで、悔しいです。運が悪かった、という言い訳は通用しません。

私は「観る将」(観戦を楽しむ人のこと)でもあります。撮り鉄みたいな用語です。
昔はNHK教育で日曜昼にやっているNHK杯しかありませんでした。「じゅうーびょうー」とかいうアレです。しかし、最近は動画で、多くの対局がアップされています。ハイライトだけアップされているので、10分ほどで天才たちのexcitingな対局を見ることができます。毎日何本も見ています。
藤井八冠がいかに強いか、目の当たりにすることができます。過去の動画だと、若いころの羽生氏の圧倒的な強さも見ることができます。

天才たちが、一切の非合理性を排除して、一心に考える風景を見るのはなかなか気分の良いものです。プロは一手に一時間も二時間も考えることがあります。一つのことを、こんなに集中的に考えることってあるかな~と思います。

考えるつもりが、ついネットで調べてしまう自分がいます。今後はAIに聞くということも増えるでしょう。しかしネットもAIも所詮、誰かの過去の知恵の蓄積にすぎません。

自分で考えられる人間だけが、未来のイノベーションを起こすことができます。私もそうありたいです。

(冒頭のアドバイスをしてくださった方に聞くと、彼にとってそれはゴルフらしいです。おっさんになってからも楽しめるという共通点がありそうです。)

『人の生涯は、ときに小説に似ている。主題がある。』(竜馬がゆく) 私の人生の主題は、自分の能力を世に問い、評価してもらって社会に貢献することです。 本noteは自分の考えをより多くの人に知ってもらうために書いています。 少しでも皆様のご参考になれば幸いです。